2010/12/29 | 投稿者: Tc4812000

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一昔前までは日本中を駆け巡っていた夜行列車・・・
現在は数えるほどしか残っておりません・・・



その中で今回紹介する急行きたぐに号は世界初の寝台電車583系で運転している定期急行です。
2011年の春で廃止、または臨時化されると言う噂が後を絶ちませんでしたが、日本海と同じく存続する事になりました。
しかし、車両の老朽化、新幹線開通等という要素があるのでいつ廃止にされてもおかしくありません。
その廃止を阻止しようとし、たくさんの人にきたぐに号という時間を有効的に活用でき、昭和時代にタイムスリップした感覚を味わえる列車がこの平成の時代にまだ残っていると言う事を皆さんに知ってもらいためこの記事を作成しました。


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金沢駅で出発を待つきたぐに号(12月22日撮影)

きたぐに号は大阪から米原を経由して新潟まで向かう急行列車です。
急行列車という事もあり、自由席を利用する時に限り上限が1260円の急行料金と乗車券で乗れるので格安に関西と日本海沿岸地域を移動できます。

新潟発の列車は大阪駅に7時前に到着するので、ユニバーサルスタジオジャパンや大阪・京都周辺でたっぷり時間を過ごしたい方にはぴったりな列車です。
途中駅こまめに停車するので直江津や長岡や富山、金沢、福井からでも利用できます。
待ち時間が少々長いですが、東海地区からでも米原乗り換えで利用できます。
最終の名古屋発のしらさぎが20時3分で最終の米原発のしらさぎが22時48分(名古屋22時11分発のこだまに接続)よりも30分遅い、名古屋22時46分発の新快速、または名古屋22時42分発のホームライナー大垣(土休日運転)で大垣まで行き、大垣で米原23時59分着の普通に乗り継いで利用できます。
名古屋基準なので新幹線の恩恵を受けない、尾張一宮、岐阜、大垣からだと利用する価値はあるかと思います。
この辺り、もう少しJR東海には米原で接続を取ってほしいものですが、JR東海としては名古屋から米原まで新幹線を使って米原からはしらさぎで行って欲しいとお考えなのでしょう。

客室設備は1〜4号車がボックスシートを備えた自由席、6号車がグリーン車指定席、5号車と8号車〜10号車はB寝台車、7号車がA寝台車です。
繁忙期だとB寝台車が2両増結されます。

まずは自由席について紹介します。

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自由席はリクライニング機能無しのボックスシートです。
格安な急行料金で乗れると言う事だけあってリクライニング機能無しはしょうがないかと思います・・・
ボックス内に誰も乗って無い時はボックス内の空間をすべて占領でき、向かいの座席に足をのばせて一般特急型車両のリクライニングシートよりも快適な空間になりますが、繁忙期だとボックスが埋まり少々窮屈な空間になるので、通常シーズンや短区間での乗車に向いてる座席です。

夜間走行時には減光されませんので明るい空間で寝るのが苦手な方はアイマスクなどを携帯すると良いでしょう。
と言っても、寝る時間がある程乗車する人はグリーン車か寝台車に乗られると思いますが・・・(笑)

ちなみに自由席にはアタリの車両とハズレの車両があります。
自分が富山に行った時の往路に乗車した時はハズレの車両でした(笑)
どうハズレなのかと言いますと、睡眠時に気になる騒音です。
まず、最初のハズレの車両は自分が乗った3号車です。
デッキと客室を仕切る扉が他の車両だと車両の妻面にも扉があるのですが3号車の大阪寄りにはそれがありません。
そのため3号車の大阪寄りはモーター音と連結面から発生する嫌な音が丸聞こえになっております。
鉄道ファンの方ならコレが作業BGMに聞こえるかも?

もう一つハズレの車両がありますがこちらはプラスの面もあればマイナスも面もあります。
その車両が1号車です。
一見すれば、先頭車だからモーター無しで静かなんじゃないの?と思われる方もいますが、確かに合ってはいますが、自分が金沢で3号車から1号車に移動した時は全く違っていました。
先ほど言いましたが、1号車につきましては3号車とは違いデッキと客室を仕切る扉は備わっていました。
床には他の自由席車には無い、カーペットが敷かれてました。
ここまで聞けば完璧じゃないかと思いますが、実際は違ってました(笑)
いざ乗車し、速度を上げていくとギシギシと金属がこすれる嫌な音が聞こえてきました。
どこから聞こえてきてるのかと言いますと、客室内に保管しているハシゴから聞こえてきたのです。
速度が速くなるほどハシゴがこすれる音は大きくなります。
一見すれば快適な環境だと思ったら思わぬ落とし穴があったわけです。

肝心のアタリの車両ですが、一番アタリだったのはハズレの車両に挟まれた2号車でした(笑)
こちらは防音は完璧でハズレ車両とは違い自由席で寝て過ごすには十分です。
4号車につきましては調査して無いので何も言えませんがハズレではなさそうだと思います。


続いてグリーン車についても紹介しようと思ったのですが、このまま書くとかなり長くなりページの表示が重くなるのでその2へ続きます。

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2010/12/29 | 投稿者: Tc4812000

急行きたぐにの魅力紹介するページのその2です。
その1はこちら。

続いてグリーン車について紹介します。


グリーン車は雷鳥のパノラマグリーン車と同じシートです。


リクライニングを最大にしただけで、十分寝る体制になれます。

きたぐに号には現存する定期急行の中では唯一となるグリーン車を連結しております。
シートは
その代り、新潟まで利用するとB寝台を利用するのとほとんど変わらない値段なのが難点・・・
家族や気の合う友人と同乗する時はグリーン車を利用する価値は十分にあります。
他にも富山や金沢、福井から利用する時にもゆったりとしたい方にはお勧めです。
上で紹介した自由席のボックスが埋まりそうな繁忙期に長い区間乗車する際にも重宝できますがいかんせん、グリーン料金がネックになってます。
ちなみに夜間走行時、車内は減光されるので睡眠するには不自由無いです。
グリーン車は自由席とは違ってハズレという概念がありません。
モーター無しの車両なのでモーター音は聞こえません。
防音もしっかりしており、通常シーズンでもガラガラなので2人分の席を使っても心配ありません。

寝台車についてはまだ乗車して無いので何も言えませんが、少々窮屈そうに見えました。
寝る時以外に車窓を眺めたい方は車端部のミニサロンや空いてたら自由席でくつろぐのもアリだと思います。(寝台利用であれば自由席に座っていても車掌からは何も言われませんが貴重品の管理だけはしっかりしておきましょう)

座席、寝台内は防災上の観点から禁煙です。
5号車と8号車の洗面所・デッキに灰皿があるので、たばこは灰皿のある場所で吸えます。(自由席利用者でも寝台車・グリーン車のデッキには立ち入れます)
車内販売、自販機はありませんので、乗車前に買っておきましょう。
大阪発ならば金沢で30分の長時間停車がありますのでホームの自動販売機で飲み物を買う事はできますが、到着時刻が3時11分と遅い時間に停車するので乗車前に調達しておくのが一番賢明だと思います。


近頃のJRは利用率が高い夜行列車も車両老朽化のため廃止というケースが増え、使いなれた客にとってはいい迷惑でもありました。
銀河と富士・はやぶさについては新幹線の事しか頭に無いJR東海の会長が機関士が不足してると言う一方的な理由で運転を取りやめたという話を聞きました。(ちなみに2003年まで会長を務めてた須田寛氏現JR東海相談役は鉄道友の会会長を務めるほど有名な鉄道ファンで夜行列車の存続には熱心でしたが、現会長の倒壊の火災こと葛西敬之会長が在来線軽視の方針にしたためこのような酷い有様になりました)
なは・あかつきについては長崎・熊本発は最終の新幹線よりも遅く出発し、始発の博多発の新幹線よりも早く着き、便利な列車だったのですがJR西日本が宣伝を怠り廃止になりました。
廃止にせずとも、北陸や銀河についてはどうしようもありませんが、ムーンライト九州については別の座席車で運行する事も出来たはずです。
その代替案を考えない時点で日本の鉄道にしか無い、「鉄道に乗る楽しみ」という物は消えつつあると思っております。
寝台車の車内で知らない者同士での出会い、夜行列車に乗りながら眺める静まった都会の風景・・・
しかし、今の状態を残す事は今からでも出来ます。
それはこの記事を見たあなたがきたぐに号を乗り、僕がこの記事を作ったようにブログなりホームページできたぐにの魅力を色んな人に伝える事です。
富山駅できたぐにを待ってる途中、最終が発車した後のサラリーマン達が「夜行は高いから帰るのは無理だな・・・」と言っていましたが、全く違います。
このような思い違いを減らすためにも皆さんで今回紹介したきたぐに号を含む、夜行列車の存在を色んな方に広めましょう!!
利用率が上がればJRも考えが変わり、今よりも使いやすくなると思います。


最後に読みにくい長文でしたが、お付き合いありがとうございました。
この記事は夜行列車の存在を広める事に限りどのような形で転載してもらっても構いません。
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