父母を語る／終末期医療と東洋医学

（その１２）三回忌


　きょうは母の三回忌。２年前の２０１１年２月１５日に、母は亡くなりました。お寺さんに来ていただいて、午前１１時から自宅で法要を行いました。

　母は食道ガンで治療を受けていましたが、直前まで元気でデイサービスにも旅行にも意欲的に出かけていました。２０１１年の正月には京王プラザホテルに滞在して美味しいお正月料理や、お正月プランの寄席などを楽しみました。何といっても、新宿のデパート巡りは楽しそうで、お気に入りのデザインのパジャマ等を買いました。ところが、正月早々の１月９日、自宅で吐血。そのままかかり付けの済生会習志野病院へ入院。一時は退院に備えてリハビリも開始したのですが、おおよそ１ヶ月後の２月１５日になくなりました。

　母がいなくなった我が家は火が消えたようです。寂しくなりました。いまでもひょっこりと姿を現わして、大好物だったお寿司や焼き肉を食べに行こうと言い出すのではないかと思います。
　きょうの夕食は銚子丸のお寿司を買ってきて一緒に食べる予定です。お酒は、先週出かけてきた札幌雪まつりツアーで買ってきた小樽のワイン。グラスは北一硝子のふくろう絵の付いたものをお供えしようと思っています。


　＊２０１１年２月１５日の日記

　＊年末年始から再入院まで