(その3)90歳の誕生日とひな祭り
きょう3月1日は、母が生きていれば90歳の誕生日です。我が家では毎年3月3日のひな祭りと一緒にお祝いをしてきました。きょうは、生前ご贔屓だった自宅近くの焼鳥屋さんからヤキトリを買ってきてお祝いする予定です。また「お刺身が食べたいね」が何かといえば口癖だったので、中トロとサーモンなどを東急東横店の鮮魚売り場で買ってきました。お酒はしょうちゅうですが、不二家で売っているシャンペンも用意しました。
先日父の
大名小学校の閉校式に出席するため福岡へ行きましたが、その折大牟田の街を訪問してレンタサイクルで巡って来ました。母が妹を産んだ吉田産婦人科医院(現在は内科)や、雛人形を買い求めた「田中屋」付近も訪れました。いま田中屋は道路になってしまってありません。父の給料が1万2〜3千円だった当時、お雛様は7千円もしたそうです。雛人形を飾るのは長らく母の仕事でしたが、いまは私がやっています。「明かりを付けましょ、ボンボリに・・・」と歌いながら飾っている母の姿が思い出されます。
今年のお供えは、キテイちゃんの雛霰、コージーコーナーの雛ケーキ、桜餡のひよこなどです。
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2014年2月の福岡、大牟田行きはこちらでご覧ください。
ところで、上のホームページで若かりし頃の母をモデルにして絵にかいた画家の名前を西島伊三雄氏と間違って書いてしまいました。正しくは
伊東深水という画家でした。日本画の名匠とのことですが、私には知識がないので東京芸大の方に調べてもらうことにしました。果たして母の絵は判明するでしょうか・・。
また、きょうは宝塚音楽学校の
第100回卒業式が行なわました。先ほどニュースでやっていました。母の90歳の誕生日に100期生が卒業して行ったわけで、これも何かの縁でしょう。おめでたいことです。

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