こんにちは!
株式会社リトルグローブです。
今日ご紹介する青春映画ですが、今日は洋画いってみたいと思います!
いつもは邦画でしたが、この前観たものが面白かったので紹介させていただきます
ダイナー

1982年 監督・脚本バリー・レヴィンソン
1959年12月のアメリカ・ボルチモアを舞台に、ダイナー(簡易食堂)に集う若者の青春を鮮やかに描いた佳作。
まだ大人になり切れない5人の青年たちの、1960年代という新しい時代を迎えようとする姿がスケッチ風に描かれています。
1959年12月のクリスマス・パーティから始まり、大晦日の結婚式に至る一週間の出来事が、5人の若者たちを中心としたオムニバス・スタイルで展開していきます。
気のおけない仲間たち5人(正確には6人)を中心とする登場人物も個性派揃いです。
学生時代からの仲間たちが毎日ツルんでバカをやり、
とりとめのない会話を繰り広げる・・・
なのにこれほど愛しい作品となりえるのは何故だろう。
ミッキー・ローク出演作は数々あれど、
株式会社リトルグローブが一番好きな作品はこの1982年バリー・レビンソン初監督作「ダイナー」です。
一番のツボは
シュリービーが妻のベス(エレン・バーキン)に向かって
怒りあらわに棚のレコードの陳列について語るシーン。
「ジェームス・ブラウンがJに入っていたじゃないか!Bに決まっているだろう?
おまけにロックの分類に入れるなんて信じられない・・・
R&Bだろう?どう考えたって!」
妻はなぜ夫がそれほどまでに怒っているのかまるで見当がつかない。
「〇〇のB面のタイトルを言ってみろ」と言われたベスはこう答える。
「誰がB面なんかに興味あるの?」
このセリフにシュリービーの怒りは頂点に達する。
「俺には大事なんだ!ラベルも製作者も製作年度も全て!!」
大笑いしつつ、どこのカップルにも起こりうる光景だとつくづく思います。
この物語を観てしみじみ思うのは男と女の違い。
こんなふうに男は女を、女は男を一生理解できない部分があるのだ、多分。
でもだからこそ面白いのだけれど。
物語のエンディング。
エンドロールに流れるのはお洒落なテーマ曲ではなく、
相変わらずエンドレスに続く彼らのダイナーでのおしゃべり。
そんなところも素敵です。

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