こんにちは、株式会社リトルグローブです!
もう今日は金曜日ですね。
本当に毎日が早いです!
もう4月も後半…1日1日を大切にしていかないとですね。
さて、今日ご紹介する青春映画は
man-holeです!
man-hole 2000年
北海道で人気のパーソナリティ鈴井貴之が地元札幌を舞台に初監督した異色のファンタジー・ドラマ。
かつて鈴井が主宰していた人気劇団“オーパーツ”のために書き下ろした戯曲が原案となっている。
主演は地元北海道出身の新人、安田顕。共演に三輪明日美。本田博太郎、北村一輝といった実力派キャストが脇を固める。
ストーリー
北海道札幌市。17歳の女子高生、鈴木希は、同じ高校で教師をしている父と専業主婦の母との3人暮らし。
最近は家族の会話もなく静かに家庭崩壊が進行している。
そんな希は両親には内緒でススキノにある女子高生専門のコンパニオンクラブでアルバイトしていた。
いわゆる援助交際とは違い、食事を一緒にして、カラオケに付き合って話をするだけ。
そんなある日、なじみ客の妻がコンパニオンクラブに押し掛け刃傷沙汰を起こしてしまう。
この事件がきっかけで希は勤勉実直な交番巡査の小林と出会う。
その頃、女子高生たちの間では“夢のマンホール”の噂が広まっていた……。
こじんまりとした物語を、自然な感じで、お金をかけずに作った、好感がもてる作品です。
俳優さんも変な癖もなく、自然に演技してくれています。
あのミスターがねぇ、とつい言いたくなってしまう、真面目でロマンチックなファンタジー。
「どうでしょう」程、無理せず、ほんの少し幸せになれる物語だった。
「水曜どうでしょう」という北海道ローカル番組の人気者が製作した映画、ということで偏見もあるようだが、これはコメディではない。
「水曜どうでしょう」の旅の道中のようなお気楽さとグダグダ感はない。
人生を真摯に見つめ、人よりも真面目なばかりに不器用にしか生きる事の出来ない人々を、ミスターらしい視点で優しく描いている作品なのだ。
「水曜どうでしょう」とは別物と言いながらも、ちゃっかりファンサービスがある。例えば、どうバカの聖地であり前枠・後枠トークを収録している「平岸高台公園」や粗大ゴミで家を作った「宮の森」でのロケがあり、onちゃん人形がさりげなく置かれてあり、「どうでしょう」のスタイリスト小松が衣装担当にクレジット。
何だかんだ言って、どうバカたちを見捨てないミスター。さすがです!

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