
【2011年6月のあいさつ・その2】
震災から3ヶ月を迎えた6月11日、
「2011年加藤秀樹監督作品完成披露試写会&東日本大震災福島県浜通り地方復興祈念ライブ」
を川口メディアセブンにて開催いたしました。
http://crayon-sha.com/advance2011/in2011.jpg
招待制にしたので、このサイトでは紹介できませんでしたが、ある意味公共性のあるイベントでもあったので、この場を借りてご紹介させていただきます。
試写会は、震災により延期しておりましたが、復興祈念ライブを開催する声が上がり、それに併せての開催となりました。
上映作品は以下の3作品です。
進め一億火の玉だ!
http://crayon-sha.com/advance2011/go.jpg
FtM〜僕はまだ自分を呼ぶ言葉を知らない〜
http://crayon-sha.com/advance2011/ftm.jpg
嘘〜オブラートの月〜
http://crayon-sha.com/advance2011/lie.jpg
また、招待作品として、クレヨン社の楽曲「魔術師と雪の花」をテーマとした、東京藝術大学映像研究科、吉田建監督による、同名の短編アニメーションも上映いたしました。
http://animation.geidai.ac.jp/02source/worksinfo.html
復興祈念ライブでは、このたびの震災で被災してしまった福島県浜通り地方のかつての豊かな自然を描いた歌を、演歌歌手の美咲有里さんに歌っていただきました。
このライブは元々福島県いわき市で開催する予定でしたが、会場が地震により倒壊してしまったため、私が毎年開催している試写会に併せて開催いたしました。
復興祈念ライブ
http://crayon-sha.com/advance2011/live.jpg
なお、この試写会&復興祈念ライブでは、来場した皆様から義援金を募り、その全額を、いわき市災害対策本部生活支援窓口に、振込用紙に記載されている通りの金額を振り込ませていただきました。
ご協力心から感謝申し上げます。
crayon-sha.com\advance2011\bokin01
crayon-sha.com\advance2011\bokin02
【2011年6月のあいさつ】
「嘘〜オブラートの月」が、6月16日から開催されるショートショートフィルムフィスティバル、旅ショート部門にノミネートされました。
http://www.shortshorts.org/2011/ja/index.php
http://www.shortshorts.org/2011/ja/ts/travel-a.html
http://www.youtube.com/watch?v=lsxUkT1PVd8
東京と、横浜でそれぞれ上映されます。
日程と時間を確認して、都合のつく方はぜひ見に行ってやってください。
オレも行っとります。見かけたら声かけてやってください。
タイトルから連想できるように、クレヨン社の5thアルバム「オブラートの月プラチナの星」がテーマ曲です。フルコーラスまるごと使用してます。しかも冒頭のナレーションも出演者に語らせています。
この作品を完成させた4ヶ月後、震災が東日本を襲いました。
期せずしてオレはこの作品の兄弟と同じく、スーパーひたちに乗ることができなくなってしまい、痛切な時期を過ごしました。
そして自分の中にこんなに郷土愛があったんだと痛感したものです。
そんなわけで、先月のあいさつでは、あんなことを書いちゃいましたけど、柳沼からは「たぶん理解できる人は少ないからフォローした方がいい」と言われたもんで、何か書こうと思ったけど、やっぱりやめときます。
震災から3ヶ月が過ぎましたが、オレや柳沼のように、実家が被災地となった者としては、つらい時期を過ごすこととなりました。
しかし、多くのことを体感し、実感し、考えさせられる時期でもありました。
我々クレヨン社はこの思いを、きっと作品にして発信します。

2