セルフマネジメントが必要な患者様の行動変容、
EASEプログラム(Encourage Autonomous Self-Enrichment program:自主的な自己涵養促進プログラム)、
そして慢性看護について語り合いましょう
12月17日に紹介した、「血液透析看護共通転院サマリーVer.3.1」について、もう少し詳しく紹介します。
「血液透析看護共通転院サマリー Ver.3.1」は、病院で透析導入後クリニックに転院する際などに活用できる、血液透析患者様用の転院サマリーです。群馬県腎不全看護セミナーの幹事か ら、「転院時受け取るサマリーの情報がどこに何が書いてあるのかわからず、見にくい」「透析条件は書いてあるけど、看護問題が書いていないことが多い」な どの声が上がり、群馬県腎不全看護セミナーのメンバーと開発に踏み切りました!
現在は、群馬県、神奈川県、高知県など、数施設で活用されています。特に群馬県では複数の施設が使っていますので、「各施設間で書式が一緒で見やすい!」と好評です。
このサマリーを使えば、患者様が転院しても、継続看護が行えます。本サマリーの使用は自由です。ただ、ページ右側の「群馬県腎不全看護セミナー(c) 血液透析看護共通転院サマリー Ver.3.1」だけは、残しておいてください。
◆「血液透析看護共通転院サマリーVer.3.1」はこちらからダウンロードできます。http://oka.dept.health.gunma-u.ac.jp/download/download.html
◆ 本転院サマリーの特長は次の3点です。
1.医学情報や透析条件だけでなく、看護に必要な情報の記載ができる。
2.必要事項は極力プルダウン式にして、記述の合理化と簡素化を図った。(お勧め機能です!!)
3.記載事項は、エビデンスや統計データなどを元に決定した。
◆関連原稿
・上星浩子、本井裕二、岡美智代、川島美佐子、他.看護問題とそのアセスメント・対策.看護きろくと看護過程, 2012, 22(4)47-52
・徳田佐智子、川島美佐子、岡美智代、田村美穂、他. 北爪友樹.自己管理と教育内容の記入理由とその方法.看護きろくと看護過程, 2012 ,22(3)61-65
・丸山真実、岡美智代、島山晴子、冨岡圭輔、他.本サマリーの評価とサマリーの透析条件の意義・意味、書き方の例.看護きろくと看護過程, 2012, 22(2)87-92
・岡美智代、櫻井あかり、徳田佐智子、竹生樹弘、他.共通転院サマリーの開発の必要性とサマリーの概要.看護きろくと看護過程 ,2012, 22(1)27-34
群馬県腎不全看護セミナーのメンバーと開発した「血液透析看護共通転院サマリーVer.3.1」が、Hoping Corporationの透析管理システム「HD-CUBE」に搭載されたお知らせが、Hoping CorporationのWeb siteに紹介されました。
「血液透析看護共通転院サマリーVer.3.1」は、病院で透析導入後クリニックに転院する際などに活用できる、血液透析患者様用の転院サマリーです。以前からHD-CUBEには、本転院サマリーは搭載されており、産学連携を行っていました。
しかし、このたびHoping CorporationのWeb siteに新たに紹介されたので、お知らせします。
本転院サマリーは、群馬県腎不全看護セミナーのメンバーと開発したものです。看護師が開発したものが、商品化され、多くの皆さんに使ってもらえるようになるのはうれしいですね♪
◆Hoping CorporationのWeb siteは、こちら http://www.hoping.co.jp/hdcube/tenin_summary.html
◆「血液透析看護共通転院サマリーVer.3.1」はこちらからダウンロードできます。http://oka.dept.health.gunma-u.ac.jp/download/download.html