2011/4/14

6428票の重み  高橋宜宏の新聞記事いろいろ

平成23年4月13日付 毎日新聞

記者日記:6428票の重み /大分 

 県議選宇佐市選挙区(定数3)の無所属新人で「市民主義」で挑んだ高橋宜宏さん。落選が決まった11日未明、「現職の壁は高かった」という敗戦の弁には無念さがにじんだ。

 立候補を決意したのは昨年11月1日。「地域の有力者に頼る従来型の選挙を変えよう」。その日から毎朝、奥さんと一緒に街角に立った。「約1カ月半、全く反応がなく、無謀だったかな」と思った。ある日、登校の小学生に「おじちゃん何をしとるん」と問われ、絶句。「そうだ、この子どもたちのために夢のある政治をしよう」

 そのころになって、「頑張って」と声を掛ける人が増え、徐々に手応えを感じたという。安心院・院内町を訪れると、合併の弊害が目立ち、格差を埋める努力が足りないと痛感した日々が続いた。

 「出足がよかった分、評判だけが先行してしまった。3番手に食い込めば、次の選挙はしっかりした後援会をつくり盤石になったのだが」と悔やんだ。一方、ライバルとなり初当選を果たした無所属の尾島保彦さんも、保守地盤ではなかなか新人が入り込むすきがなかったといい、「名前を覚えてもらうのに一苦労だった。有力な高橋さんとの競争を覚悟。やはりその通りになった」と戦いを振り返る。

 高橋さんの得票は「6428」。決して少ない数字ではない。160日間、街角に立った成果だ。「もう1度立ち上がれ」の声が支持者から聞こえた。     【大漉実知朗】

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タグ: 宇佐 議員 高橋



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