2010/6/1

百済から渡来した応神天皇 騎馬民族王朝の成立  私の読書遍歴

石渡信一郎著 三一書房

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 宇佐神宮の第一神殿に祀られている応神天皇。神武天皇以来第15代目の天皇だ。ところが不思議なことに大和王権の創業者とされる神武天皇を祀った橿原神宮は、明治23年(1890年)に初めて官幣大社として創建された。

 一方、応神天皇を祀る八幡宮は、宇佐神宮に725年に創建されて約1300年になり、しかも全国に4万余もあるといわれる八幡宮に祀られている。日本で最もスーパースターの神である。

 この謎を解いてくれるのがこの著書である。是非、一読をお勧めしたい。
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2010/5/26

人間の器量 福田和也著  私の読書遍歴


 
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 最近は、「人物月旦」を小さい基準で推し量る時代となった。能力があるか、どうか。いい人か、悪い人か。
 だが、ちょっと前までは「器」が大きいか、小さいかという評価基準があり、やせ我慢にせよ、器の大きさを競う風潮もあった。
 その結果として、面白い人物や凄い人がそこかしこにいたもんだ。
 だが最近はそういう器量の大きい大人物を見なくなった。
 私の周辺にも、事業慾が強くお金儲けの上手な人はいる。だが、器の大きい人は見なくなった。大人物を育てる教育も戦後行われていない。
 人物を「器」や「器量」という物差しでもう一度再考してみるのも今の時代だからこそ意義があると思う。
「先達の器量に学ぶ人間論」として本書はおもしろい。
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2010/5/21

小布施 まちづくりの奇跡  私の読書遍歴

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川向正人/著

景観の修復でまちはよみがえる。

毎年120万人の観光客が訪れる長野県小布施町。この小さなまちの何に、人々は惹きつけられるのか――。そのヒントは、「修景」というまちづくりの手法にあった。伝統的な町並みに固執しすぎない。とはいえ、まちの歴史をまったく無視した再開発でもない。いまあるもの、そこに暮らす人々の思いを大切にしながら、少しずつ景観を修復して、まちをつくってゆく。奇跡ともいわれる小布施流まちづくりを内側から描き出す。
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2010/5/20

差別と日本人  私の読書遍歴

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[BOOKデータベースより]
部落とは、在日とは、なぜ差別は続くのか?誰も語れなかった人間の暗部。差別への無理解と、差別が差別を生む構造。

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2010/5/16

サヨナライツカ  私の読書遍歴

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「好青年」と周囲から呼ばれ婚約者もいる豊が、謎の美女沓子とタイ・バンコクで出会い、互いに惹かれ合い逢瀬を重ね、そして別れ、25年後に劇的な再会をするまでを描いている。

「人間は死ぬとき、愛されたことを思い出すヒトと愛したことを思い出すヒトとにわかれる。私はきっと愛したいことを思い出す」。という言葉が印象的。

辻仁成著。辻氏の作品を読んだのは初めて。これまでミポリンの亭主ということしか知らなかったけど…。^▽^

古典的な恋愛小説だが、理屈抜きに面白かった。^v^

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