門徒釋證眞のブログ 樂求法

こんにちは。
御入仏しました。



午前中に京仏商谷口の鶴島専務取締役にお持ちいただきました。
完成したのは昨日の夜だそうです。
ギリギリまで粘ってくださった仏師さんに感謝いたします。

出来上がりが素晴らしすぎて、あれこれと書きたいのですが
止まらなくなってしまいそうなので
詳しくは京仏商谷口さまのブログで笑


前後して、三木都さまから御供物も届きました。
大遠忌以来の別注の御供物です。



水色・白の桟木と三色の洲濱。
なかなかいい色合いです。

三木都さまありがとうございました。


午前中には入仏式ということで
般舟讃のおつとめをしました。


そして午後から。
入仏法要をおつとめしました。



金蝋十匁点燭。
沈香のいい香りが漂う中、たっぷり１時間２０分の法要でした。

やはり込み上げてくるものがありました。
表白の最中なんかはやばかったです笑


…新たに弥陀如来方便法身の尊像を迎へ
仏前を荘厳して慶讃の法筵を設け
妙典を読誦して報謝の勝行を修す…


ついに念願が叶ったのだなあという感慨。

どんな御本尊にするか。一緒に考えてくださった京仏商谷口さま。
面倒な仕様に快く、そして見事に応えてくださった仏師さま。

衷心より感謝申し上げます。
ありがとうございます。


今週末、５月３日お逮夜よりは、
各地より法中をお迎えして入仏慶讃法要を勤修します。




勝縁はまだまだ続きます。



[備忘録]
当法要　差定

先　音取
次　入堂　着座
次　持念
次　楽
次　登礼盤
次　止楽
次　磬　二音
次　降礼盤
次　三奉請　毎句「散」字散華
次　登礼盤
次　磬　一音
次　至心礼　起居礼有之
次　磬　一音
次　表白
次　磬　一音
次　頌讃　　如来興世
次　磬　一音
次　正信念仏偈
次　磬　一音
次　降礼盤
次　念仏讃　尊者阿難次第六首
　　和讃毎二句目散華
次　登礼盤
次　磬　一音
次　回向句　諸有衆生
次　磬　二音
次　楽
次　降礼盤　還着本座
次　止楽
次　結讃　　如来大悲ノ
次　持念
次　退出

　　　　　　　　　　　　　　以上

こんばんは、釋證眞です。

御入仏を明日に控え
現在奉懸している御本尊の御収軸式をお勤めしました。



双華のお荘厳。

お懸けした状態で般舟讃のお勤めをし
お下ろしして向卓に御安置して阿弥陀経のお勤めをしました。





いよいよ、明日です。

こんにちは。
なんだかんだで御入仏まで１０日を切っております。

軽く差定をばご紹介いたします。


〇法要
１.入仏法要
４月２９日御到着次第
般舟讃　引き続き　入仏作法(※)

２.入仏慶讃法要
５月３日逮夜　廣文類作法

５月４日晨朝　日没礼讃
５月４日日中　観無量寿経作法
５月４日逮夜　浄土法事讃作法

５月５日晨朝　中夜礼讃
５月５日日中　阿弥陀経作法
５月５日逮夜　五會念佛略法事讃

５月６日晨朝　日中礼讃
５月６日日中　無量寿経作法

日没勤行は正信念仏偈(行譜)、念仏和讃六首引とする。
晨朝の御文章は「信心獲得章」を拝読する。

※入仏作法
三奉請
至心礼
頌讃
正信念仏偈
念仏讃
成就文
恩徳讃


〇法要時刻

晨朝　御案内　午前七時三十分

日中　御案内　午前十時三十分

逮夜　御案内　午後二時三十分
　　　　　　　(初逮夜は午後三時三十分)
日没　　　　　　　午後六時


〇御装束

晨朝　正装　　第一種

日中　正装　　第一種

逮夜　正装　　第一種
　　但し五日御導師は礼装第一種
日没　略正装　第一種

施主は烏帽子、狩衣、切袴、双輪念珠、中啓とする。


〇荘厳
上卓　四具足仏飯常の如し
　打敷　赤地本唐織錦地撚金通波唐草に光琳波華文様打敷
前卓　五具足　金蝋十匁点燭
　打敷　紅色錦地撚金上代唐花地紋に六辨雲唐花文様
　水引　鶯色地金糸安穏銀杏散文様
供物　二具　水白桟木・三色洲濱
礼盤　錆萌黄小柄箔通唐華唐草地文様打敷
　向卓両脇にさざえ一対点火
結衆席として円座を賦しておく。
礼盤は大紋の御畳で、磬は大徳寺でそれぞれ代用する。



こんな感じです。
こんなに長い時間検討した差定は初めてです笑

こんばんは。
遅いですが１３日の話をしたいと思います。

１２日より御本山では
本願寺２３代勝如上人十三回忌法要
がお勤まりになっていました。

１３日の逮夜に参内しました。



御真影樣。
御供物は五具上がっています。
彩色餅、桟木、山吹、洲濱、松風。

御忌前。


段荘に五具足。
菊灯は一対になっています。

阿弥陀堂の打敷が結構好みだったりしたのですが
撮り損ねました。

ご法要は、五會念佛作法。
やっぱり良いです、五會は。賑やかしくて。



御導師は壬生照泰師。



御門主様も御出座です。



散華頭は若御前と熊本の大谷さん。

来る入仏慶讃法要の練習を兼ねて(笑
一字一句注意を払いながらお勤めしました。


ちなみに入仏慶讃法要でお勤めされるのは
現行の五會念佛にちょっと＋αした

「五會念佛略法事讃」

というお勤めだったりもします。


それにしても。
前門様の御仏事だというのに
参詣者が少ない。あまりにも少ない。

情けないというか何というか。
いよいよ危惧するところであります。


さてさて、この日は山科別院で中宗会
すなわち、蓮如上人の御祥月御引上があり

赤式章でおなじみ、真宗教会の野口会長に乗せて頂いて
山科別院まで行ってきました。

御門主様御親修です。ええ。
顕証寺両御前も御出仕。

こぢんまりとした中宗堂でのご法要だったので
内陣があまりにも近くて恐縮しました。

御門主様が近すぎる。あまりにも近い。

そして携帯電話が鳴りすぎる。
法要は電源を切っておくのがマナーです。
いわんや御親修をや。


閑話休題。

御親教はなかなか良かったです。
笑いました笑


そしてガソリンが無い！ガソリンスタンドどこや！
とか言いながら大宮まで送って頂いたのでした。

野口会長ありがとうございました。


春麗のいい一日じゃったあ…

久しぶりに重い話題を書きたいと思いますが。

先日、と言ってももう二か月ほど前になりますが
いつも良くして頂いているご門徒の方が
宗派を「離脱」されました。

もっと言うと、

「浄土真宗本願寺派門徒」

というモノを返上なさいました。


この内容について書きますので
お読みになって不快に思うかもしれない、ということであれば
スルーして頂くようにお願いいたします。

「会役者、会役者…！(小声)」


「なに〜？」


「おまえじゃない！(小声)」



わかる人にはわかる某法要の一コマ。
こんばんは、釋證眞です。

今日はさざえが届きました。

ええ、海産物のアレではありません。
仏具のアレです。




要するに「アラジンと魔法のランプ」のランプです。


この前7000円で買った菊灯には油皿と押えがありませんで
さざえを買いました。

油皿だとホコリが溜まりますし
すぐに油も無くなりますのでね。

さざえだと大容量で、一個に２〜３００ｍｌほど入ります。

いやー、大きいほうにしておいてよかった。
御本山と見紛うほどのナイス☆バランス。


ちなみに、御本山で「真鍮菊灯にさざえ」という組み合わせは
御門主様用だったりもします。

一般の僧侶方は「木製菊灯にさざえ」。


閑話休題。

早速灯芯を二本投入して部屋の電気を消すワタクシ。

生の「灯」ってやっぱり良いです。
電気にはない何かがありますね。


テンションが上がりすぎて日中礼讃をお勤めしました。

膝が悲鳴を上げました。

こんな日に限って御文章が「易往而無人章」だったりします。


結構明るいもんですね。
御経本の字も割とよく見えます。


これで入仏関係の仏具の購入は終わり。
あとは立華用の小道具を作ったりいろいろです。

さあ、あと２０日切りましたぞ。

こんにちは。
春だというのに寒いです。釋證眞です。

そろそろ花祭りだというのに
まだ電気ストーブを点けております。

散りかけの桜も寒そう。

大学では今日から授業が始まりまして(うちの学部だけなんですが)
民法２と政治学と、
憲法とどちらを取るか悩んでいるロシア法を受けてきました。

久しぶりの９０分の授業は長い長い。

我が部では仮入部も始まりまして
早速４人の新入生が来てくれました。

いろいろとあるので
この時期はちょっと忙しいのですが

お入仏も近いので
そろそろしっかりした準備に入らなければいけないなと
そう思っている次第であります。


それにしても寒い。
お風邪など召されませぬよう。