昨日は、雨ギリギリで屋根のパーツをくっつけた。
その雨仕舞をしない内にパラっと来たので、「ま、いいか」で終わらせた。
しかし、その屋根の上、つまり2階の屋根軒がとんでもない事になっているので、早くそちらにかかりたい。
でも、かかる為には、その真下の今やっている屋根をやっつけないと進めない。
ほんと、こういう時には人手がいる。
ま、それも仕方が無い。
「明鏡塾」先月の宿題は「視線」だった。
「視線」は様々な表情があるのと同時に、意志や意識の出先器官の一つでもある。
医療従事者にとっての「視線」は、患者さんとの関係や診る為の重要な器官だ。
つまり、そのように働かせなければ、殆ど意味が無いのだ。
もちろん、働かせる為には自分自身の意識の有り様が重要なカギを握っている。
大阪「明鏡塾」に今8期からこられている脳外科の先生からは
「このように接していると、患者さんが笑顔になったり、私にだけ話してくれることが多いなど、感じています。また、仕事でも経過が良いことが多く、これも一つの良い反応と感じています。」
と、早速「視線」を意識的に使った効果を報告してくれている。
もちろん、この「視線」は医療従事者には特に重要だが、一般の方々にとっても関係として重要な器官だ。
だから、「武禅」や「ワークショップ」でも徹底的にワークをするのだ。
東京ワークショップは6月3.4.5日、大阪ワークショップは7月1.2.3日です。
沖縄は8月5.6.7日に決まりました。
詳しくはhttps://www.hino-workshop.com/
昨日は大阪稽古。
阪和道が印南から田辺迄通行止めになっていたので、稽古を終えてさっさと帰った。
気が付けば2時間30分。
ゆったり走ったのだが、車が少なく流れが途切れなかったからだろう。
朝から、久しぶりに水が止まっていたので、沢登りと意気込んだのだが、途中の空気抜きから水を出してみると出るわ出るわ。
ということは、泥かもしれないので、そのまま放置。
やはり泥だった。
お陰で沢登りは次の機会に。
大阪稽古は、基本稽古だけをした。
姿勢、足の運び。
とはいっても姿勢は何時頃完成、つまり、武道的な姿勢が出来上がるのか、こればかりは計算できない。
1年や、3年ではとても無理だ。
もちろん、基礎的な「形」は出来るが、その内容の事については時間がかかるということだ。
そんな話も交えての稽古だった。
ワークショップでは、その基礎となる「身体操作」を行うが、もちろん、玄関はどんな形なのか、を知る程度だ。
でも、そういった内容を知らない人は「これで良いですか?」となる。
それも仕方の無い事だし、「これで良いですか?」と僅か2時間で出来る事など何処にも無いという事を知らないのだから、それはそれで良い。
という色々なレベルが混在するワークショップは、また違った意味で面白い。
東京ワークショップは6月3.4.5日、大阪ワークショップは7月1.2.3日です。
沖縄は8月5.6.7日に決まりました。
詳しくはhttps://www.hino-workshop.com/
「人はそれぞれに違う」これは自明の理だ。
だが、多くの人はその事を理解はしているが、実際として使えていない。
つまり、実際には「自分の思っている事」と「他人の思っている事は同じ」あるいは「近い」として日常を過ごしている。
だから、お互いを理解しようとする意思が見えないし、そういった会話を日常で聞いた事がない。
むしろ、例えば「これ、かわいい」と発したら「そうそう」と同調している事の方が圧倒的に多い。
それは本気でそうなのか、表面上合わせているだけなのかは知らないが、「皆、仲良く」と育った弊害でもあるのだろう。
皆、仲良くは結構なのだが、それと「仲良く出来る能力を持つ」のは、全く別のものだ。
仲良く出来る能力は、他人の考え方を理解出来る、という前提が必要だ。
それは、何時の頃に育ったのだろうか。
そういった体験があるのなら、つまり、意見の衝突で感情的になった事があるのなら、他人を理解するという入り口は知っている事になる。
多くの人は、余りにも自分自身に対して無造作に生きていると感じる。