2014/1/28
伝統とは。 季の散策
ある清水焼の作家さんに
お話を伺ったときのこと、
氏曰く「伝統を守るというのは、
常に新しいものを生み出して
いくことではないでしょうか」と。
変わらない伝統、
守り続ける文化、
いずれも、時代の求めを
上手く取り入れながら、
だからこそ、伝承されてきたのだと、
納得した次第です。
造り手の息づかいが伝わるような、
様々な「モノ」に私たちは支えられ、
暮らしていくのでしょう。
どんなに方法論が変わろうとも、
変わらない「モノ」を目指して・・・・。
合掌
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お話を伺ったときのこと、
氏曰く「伝統を守るというのは、
常に新しいものを生み出して
いくことではないでしょうか」と。
変わらない伝統、
守り続ける文化、
いずれも、時代の求めを
上手く取り入れながら、
だからこそ、伝承されてきたのだと、
納得した次第です。
造り手の息づかいが伝わるような、
様々な「モノ」に私たちは支えられ、
暮らしていくのでしょう。
どんなに方法論が変わろうとも、
変わらない「モノ」を目指して・・・・。
合掌

2014/1/27
一月の風 季の散策
寒風に耐えて、新芽は春へと
膨らんでおります。
自然の摂理を
身近に教えてくれる
樹々の相。
その中に人は「生きる」
こととは何かを問いかけ
られるような気が致します。
枝葉を抜ける風を
同じような受けながら、
自身を省みるばかりです。
合掌
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膨らんでおります。
自然の摂理を
身近に教えてくれる
樹々の相。
その中に人は「生きる」
こととは何かを問いかけ
られるような気が致します。
枝葉を抜ける風を
同じような受けながら、
自身を省みるばかりです。
合掌

2014/1/25
冬の感触 季の散策

先日の朝、霜柱が・・・・。
霜柱を踏みしめた時のあの「感触」、
子どもの頃は好きでした。
バケツに張った氷を割らずに
取り出してみたり、枯れ草に
おりた霜を掴んだりと、
冬の感触として、記憶に残る
ものはいくつかあります。
五感に響く四季の趣きを
いにしえ人のような、繊細さで
感じることはできなくとも、
自分に問いかけるように、
紡いでいけたらいいのですが。
合掌

2014/1/23
暦の中。 季の散策
たまたま、目にした
日めくりカレンダー。
普段は気づかない、
旧暦の何月何日、
そして歴史上の出来事なども
抜粋表記されているんですよね。
その小さな紙片の右上に、
昭和89年とありまして、
なるほど、昭和で換算すると
今年は89年なんだと、
今更ながら得心した次第です。
昭和は遠くなりにけり。
戦後何年という意識も少しずつ
薄れていくのでしょうね。
平成も四半世紀を過ぎました。
昭和89年、「今日を生きる」。
静かに日めくりを
数えていきたいものです。
合掌
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日めくりカレンダー。
普段は気づかない、
旧暦の何月何日、
そして歴史上の出来事なども
抜粋表記されているんですよね。
その小さな紙片の右上に、
昭和89年とありまして、
なるほど、昭和で換算すると
今年は89年なんだと、
今更ながら得心した次第です。
昭和は遠くなりにけり。
戦後何年という意識も少しずつ
薄れていくのでしょうね。
平成も四半世紀を過ぎました。
昭和89年、「今日を生きる」。
静かに日めくりを
数えていきたいものです。
合掌

2014/1/22
個は孤なるや如何・・。 季の散策
生死の中の雪ふりしきる
山頭火
歩きながらいろんなことを
考えしまうのは、誰にもあるかと思います。
山頭火さんの心中にはほど遠いけれど、
ときどき、足の運びすら
忘れてしまうような、
限りない「個」を感じつつ、
歩くことがあります。
それは「孤」に通じるものかもしれません。
個人と孤人。
一遍上人の言葉に
「生ぜしもひとりなり、
死するもひとりなり」
というのがございます。
人は元来、孤独であるということ。
インターネットでどこでも、いつでも、
つながりを持てる
今日にあって「孤」は
更に色濃く映る気がしてなりません。
寒さが続きますが、
皆様、お身体にはどうぞ、
お気をつけください。
合掌
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山頭火
歩きながらいろんなことを
考えしまうのは、誰にもあるかと思います。
山頭火さんの心中にはほど遠いけれど、
ときどき、足の運びすら
忘れてしまうような、
限りない「個」を感じつつ、
歩くことがあります。
それは「孤」に通じるものかもしれません。
個人と孤人。
一遍上人の言葉に
「生ぜしもひとりなり、
死するもひとりなり」
というのがございます。
人は元来、孤独であるということ。
インターネットでどこでも、いつでも、
つながりを持てる
今日にあって「孤」は
更に色濃く映る気がしてなりません。
寒さが続きますが、
皆様、お身体にはどうぞ、
お気をつけください。
合掌
