法林院は、1669年(寛文9)に建立された、徳川綱吉の生母ゆかりの寺としても知られる黄檗山塔頭寺院です。四季の変化を樹々の彩りや野鳥たちのうたにのせて感じることができます。草花に想いを寄せ無心に かえってみませんか・・・。

2016/4/30

雲はいく・・・。  季の散策

青山元不動。白雲自去來。






雨を落とした鈍色の雲は、白くたなびいて
今日の空を渡っています。





湧き立つ雲は次々に姿を変えて、
時に優しくもあり、また厳しくも映り・・・。
ただ、山はまったく動じない・・・。



雲の行方ひとつに一喜一憂する日々、
心曇らせるものを抱えているのは
実は自分自身なんですね・・・。




稜線をいく白雲を
茜色に染めていく法林院の午後・・・。



              合掌



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2016/4/29

曖昧なるもまた然り  季の散策

少し肌寒いくらいがちょうどいいなどといえば、
北国の方にはお叱りを頂きそうですが、
連休始めの気温は、袖のものを手にして
ちょうどいい、散策には有り難い限り・・・。




さりとて、
あれほど辛かった冬の寒さを
どうにも思い出せません。




寒暖に追われるのが四季のある国の習わし、
一年を四分割しては、わずか数ヶ月前の
それを忘れてしまうものなんです。




しかし、
人の記憶の曖昧さは、むしろ生きるうえの方便。




弁解のようで恐縮ですが、
話の端々に「あれどうしたかな、あれはあれで・・・」
などと、「あれ」会話を無意識にしていることに、
何とも恥ずかしさを覚えつつ、
案外、それで賄えていることにほっとします。





歩きながら思案すれば、
鳥の一声に「あれ」を思い出す、
法林院の午後・・・。



                   合掌







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2016/4/28

小さきもの。  季の散策

宇宙の果てを思うことと、
二畳ほどの茶室の広さは
あながち無関係とは思えません。






身近なもの、
それでいて小さなものが
精神世界を無限に
広げていくことは
先人の智慧に明るいところ。






そうして周りに目を向けると、
無数の宇宙がひしめき合っているような・・・。





遠慮がちに角を出す
かたつむりに、
ぽつんと一つ、
雨垂れる法林院の午後・・・。



                合掌



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2016/4/27

つつじ咲く・・・。  季の散策

自分は「こうありたい」という
イメージを持ち続けることで、
知らず知らずのうちに
目標に近づくという話を
聞いたことがあります。




プラス思考、自己創造、
モチベーション・・・。



どんな解釈でも構いません。
自分を貶んだり、貶めたりしない、
自分を認める生き方をと願うばかり・・・。




そうして、
はじめて他を認められると思います。


社会との関わりもまたプラスへと
変化できるのではないでしょうか。





鈍色の空の下にうつむけば
色鮮やかに花ありと知る、
法林院の午後・・・。


              合掌



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2016/4/26

良い思い出となりますように・・・。  季の散策

修学旅行で黄檗山にいらした
修学旅行の生徒さんたちに会いました。
聞けば、遠く北海道は、
音威子府村からとのこと。



北海道で一番小さな村ということで、
人口は780余人。
昭和25年には4200近い人々が
暮らした村も今、他県同様少子化、
都市一極集中の波が押し寄せているのでしょうね。





どうか、残りの行程も気をつけて・・・・。








走り行く若人たちの後姿に
初夏の風が似合う、法林院の午後・・・。


                合掌



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