2016/10/31
顔をみる 季の散策
なんでも人は、点が三つあると、
人の顔に見えてくるそうで、
シミュラクラ現象というそうです。
そんな脳の働きは知らずとも、
秋空に浮かぶ雲を動物や食べ物に準え、
また車や電車、いや、家々にも「顔」を
見いだしては、面白がったりしたものです。
もっとも、人の表情は複雑で、
とても点3つでは表せません。
怒っているのか、
笑っているのか・・・。
いつも誰かの表情を気にして、
あるいは、自分はどう見られているのか、
そればかり気にするのも大変ですよね。
空の雲に好きなものを連想するが如く、
ありのままの心でいいのではないでしょうか。
陽だまりに野良猫の顔がほころぶ、
法林院の午後・・・。
合掌
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人の顔に見えてくるそうで、
シミュラクラ現象というそうです。
そんな脳の働きは知らずとも、
秋空に浮かぶ雲を動物や食べ物に準え、
また車や電車、いや、家々にも「顔」を
見いだしては、面白がったりしたものです。
もっとも、人の表情は複雑で、
とても点3つでは表せません。
怒っているのか、
笑っているのか・・・。
いつも誰かの表情を気にして、
あるいは、自分はどう見られているのか、
そればかり気にするのも大変ですよね。
空の雲に好きなものを連想するが如く、
ありのままの心でいいのではないでしょうか。
陽だまりに野良猫の顔がほころぶ、
法林院の午後・・・。
合掌

2016/10/30
よく晴れた日曜。 季の散策
逃げるのは恥だが役に立つ。
ハンガリーのことわざだそうで、
今、TVドラマのタイトルにもなっています。
世界各国にことわざがあるわけですが、
生活慣習の違いからか、考え込むものも
少なくありません。
馬鹿は同じ石で2回つまずく
〜ハンガリー〜
仕事をしなければ、ケーキはなし
〜チェコ〜
毛布が小さければ、身体を丸めよ
〜フィリピン〜
どの国のことわざも、
永い歴史の中で継がれてきたものでしょう。
では、IT、グローバル化の進む現代に
生まれることわざは、次代にはどんな風に
伝わっていくのでしょうね・・・。
何度となく、
秋の日は釣瓶落としと、
一人言ちる、法林院の午後・・・。
合掌
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ハンガリーのことわざだそうで、
今、TVドラマのタイトルにもなっています。
世界各国にことわざがあるわけですが、
生活慣習の違いからか、考え込むものも
少なくありません。
馬鹿は同じ石で2回つまずく
〜ハンガリー〜
仕事をしなければ、ケーキはなし
〜チェコ〜
毛布が小さければ、身体を丸めよ
〜フィリピン〜
どの国のことわざも、
永い歴史の中で継がれてきたものでしょう。
では、IT、グローバル化の進む現代に
生まれることわざは、次代にはどんな風に
伝わっていくのでしょうね・・・。
何度となく、
秋の日は釣瓶落としと、
一人言ちる、法林院の午後・・・。
合掌

2016/10/29
まくら話の秋 季の散策
落語にはまくらと呼ばれる冒頭の
導入部分があります。
本編解説、自己紹介、そして場の和み。
まさに本題への導きなんですね。
私たちも知らず知らずに、
まくらを身につけていることに
お気づきでしょうか。
天気話も然り、健康談義も然り。
コミュニケーションに欠かせない、
そんな話の始まり。
もしまくらがなければ、
人との関わりはずいぶんと
味気ないものになると思います。
さて、秋の夜長、
古典落語でも楽しみますか。
名作「金明竹」には黄檗山も登場します。
陽を伴いながらも冷たい風が
竹林を抜けていく、法林院の午後・・・。
合掌
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導入部分があります。
本編解説、自己紹介、そして場の和み。
まさに本題への導きなんですね。
私たちも知らず知らずに、
まくらを身につけていることに
お気づきでしょうか。
天気話も然り、健康談義も然り。
コミュニケーションに欠かせない、
そんな話の始まり。
もしまくらがなければ、
人との関わりはずいぶんと
味気ないものになると思います。
さて、秋の夜長、
古典落語でも楽しみますか。
名作「金明竹」には黄檗山も登場します。
陽を伴いながらも冷たい風が
竹林を抜けていく、法林院の午後・・・。
合掌

2016/10/28
鈍色の金曜・・・。 季の散策
悩みを抱えているとき、
心に納めた本当の声を
人にいえるでしょうか。
はい。
いえる人も、
いえない人も、いて良いと思います。
抱えきれない重さに、
つぶされないように・・・。
ただ、それだけなんです。
小雨降る、法林院の午後に・・・。
合掌
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心に納めた本当の声を
人にいえるでしょうか。
はい。
いえる人も、
いえない人も、いて良いと思います。
抱えきれない重さに、
つぶされないように・・・。
ただ、それだけなんです。
小雨降る、法林院の午後に・・・。
合掌

2016/10/27
落ち葉を拾う 季の散策
落ち葉を拾って、陽に透かせば、
葉脈の中に今年の自分を見る気がします。
そうして、
あたりに敷き詰められたそれらを、
次から次へ拾い上げて確かめて
みたくなります・・・・。
答えなき、答えを探すが如く、
こんな衝動に駆られるのですが、
秋は、あるがままに深まっていきます。
冷たさを増す風が、
昨日から明日へ渉る、
法林院の午後・・・。
合掌
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葉脈の中に今年の自分を見る気がします。
そうして、
あたりに敷き詰められたそれらを、
次から次へ拾い上げて確かめて
みたくなります・・・・。
答えなき、答えを探すが如く、
こんな衝動に駆られるのですが、
秋は、あるがままに深まっていきます。
冷たさを増す風が、
昨日から明日へ渉る、
法林院の午後・・・。
合掌
