法林院は、1669年(寛文9)に建立された、徳川綱吉の生母ゆかりの寺としても知られる黄檗山塔頭寺院です。四季の変化を樹々の彩りや野鳥たちのうたにのせて感じることができます。草花に想いを寄せ無心に かえってみませんか・・・。

2017/1/31

一瞬のつながり  季の散策

古い写真にみる風景は、
時がそのまま止まっていて、
じっと見ていると、
動き出すのではないかと
思ったりします。




人も街も「その一瞬」に
生きているわけで、
写真は、つまり
切り取られた永遠の
一瞬に他なりません。





すべては
一期一会・・・。







日ごとに、
過ぎた季が遠退いてく、
法林院の午後・・・。


      合掌





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2017/1/30

人あり、技あり・・・。  季の散策

受験の只中、
それぞれの春に向かって
人生の分岐点に立つ人たちに
エールを送ります・・・。


よく、
受験のテクニック
というのを耳にします。


テクニックは、すなわち技法、
技巧、そして技術の意。


こと、試験勉強には
必要とされる「技」なんですね。



しかし、広く一般にも、
テクニック論は普及していて、
恋愛、就職、いや、人生までも
そうだと言わんばかり・・・。






技術だけがもて囃されるのは
いかがなものでしょう。


その先にある一人ひとりの感性や
心の機微があってこその「技」。




一生懸命に向き合った
プロセスが後の人生に
きっと役立つと思うのですが・・・。




単語帳を片手に
学生たちが通りゆく、
法林院の午後・・・。


            合掌

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2017/1/29

単(たとえ)の語  季の散策

ラインやメールにみる単語会話は、
今や大人も普通に使います。


なかでも、きもい、うざい、
といった感情表現は、
当たり前のように聞こえてきます。


字間を読む、あるいは、行間を読む
そんな意味合いを飛ばして、
十把一絡げに良いか、悪いかだけ。


表現が単語に偏ると、
操る人の表情も
豊かさを失うような・・・。



悲しい時に
悲しい気持ちを、
嬉しい時に
うれしい気持ちを
どう、表現できるのか。

いずれも
単語だけでは表現できません。




字間、行間を読むのと同じく、
人の表情から、その気持ちを
読み解くことが、大切でしょう。







明日の天気が気になれば、
表情ひとつも晴れ曇る、
法林院の午後・・・。


         合掌










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2017/1/28

茶わんに注ぐお湯ひとつ。  季の散策

水木しげる氏の
代表作といえば、
皆さんもご存知の
ゲゲゲの鬼太郎。

その劇中シーンの
ひとつ、茶わん風呂は、
鬼太郎の父、目玉おやじが
茶わんに注がれたお湯に
つかるというものなんですが、
いつも、周りの妖怪たちは、
手軽に一風呂浴びる父を
羨ましそうに見守っているんですね。


差し湯は、
鬼太郎や仲間の仕事・・・。



今から50年以上も前のお話。



今は、ボタン一つで、
いつでもお風呂が沸き、
中には24時間風呂や、サウナを
有するご家庭もあります。



一度手にした便利さは簡単には
手放せないでしょう。


だからこそ、
日常の「当たり前」を
大切にしなければなりません。




鬼太郎や妖怪たちが、
登場しにくい時代、
この便利さが、むしろ
怖い気もするのですが・・・。




いつもより、
遠い空から烏が鳴く、
法林院の午後・・・。



           合掌


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2017/1/27

寒さは続く・・・。  季の散策

なぜ、時間がはやく
過ぎると感じるのか。
それは、はやく過ぎることを
願う誰かがいるから。

なぜ、時間が遅く
感じられるのか。
それは、ゆっくりしたい
誰かがいるから。



時間は誰にでも
平等でありながら、
感じ方は千差万別です。



ただ、共通するのは、
楽しい時間は早く過ぎて、
辛い時間はなかなか
経たないということ。



また、
疎外感を広げる
時間もあります。



自分だけが
取り残されて、
時間だけが
残酷に過ぎていく・・・。



人は、
時の河に漂う泡沫、
心砕く、今この時に
生きているのでしょうね。




寒気のなか、
陽に照らされて、春を待つ
法林院の午後・・・。



          合掌




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