2017/7/31
一筆の午後・・・。 季の散策
黄檗山にもあるタラヨウ(多羅葉)の木。
この木の葉裏には文字がかけるそうで、
実際に見せてもらいましたが、
はっきりとした筆跡が新鮮でした。
言葉を書き記す、
あるいは書き残すことに
いにしえ人のロマンが溢れますよね。
キーボードに向かう日常、
たまには手書きを試みるのも
いいいでしょう。
人となりが文字に滲む、
法林院の午後・・・。
合掌
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この木の葉裏には文字がかけるそうで、
実際に見せてもらいましたが、
はっきりとした筆跡が新鮮でした。
言葉を書き記す、
あるいは書き残すことに
いにしえ人のロマンが溢れますよね。
キーボードに向かう日常、
たまには手書きを試みるのも
いいいでしょう。
人となりが文字に滲む、
法林院の午後・・・。
合掌

2017/7/30
日傘がゆれる午後に。 季の散策
一雨来ても、
まったく気温の下がる気配はなく、
暑さに表情は厳しくなるはがり。
それでも
すれ違うときの挨拶は、
暑いですねと、笑顔になるのは
人の優しさでしょうか。
全ての物事に表情があるとすれば、
この暑さをもたらす空の表情は、
微笑みつつも厳めしい・・・。
厳しさの中でこそ
笑顔つくる人の営みを
羨ましく思っているのかもしれません。
汗をかいた分だけ、
笑顔が増える、
法林院の午後・・・。
合掌
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まったく気温の下がる気配はなく、
暑さに表情は厳しくなるはがり。
それでも
すれ違うときの挨拶は、
暑いですねと、笑顔になるのは
人の優しさでしょうか。
全ての物事に表情があるとすれば、
この暑さをもたらす空の表情は、
微笑みつつも厳めしい・・・。
厳しさの中でこそ
笑顔つくる人の営みを
羨ましく思っているのかもしれません。
汗をかいた分だけ、
笑顔が増える、
法林院の午後・・・。
合掌

2017/7/29
1分間の夏・・・。 季の散策
坐禅を組まずとも例えば、
1分間じっと目を閉じてみると、
時間の感覚がいつもと違うことに
気づきます。
また、
何も考えないようにと
思えば思うほど、
雑念は膨らむことでしょう。
真夏の只中、
染み入る蝉の声を傍らに
平等に流れる「1440分」(1日)と、
どう向き合いますか・・・。
鳴き続ける蝉の声が
我身に刻まれる、
法林院の午後・・・。
合掌
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1分間じっと目を閉じてみると、
時間の感覚がいつもと違うことに
気づきます。
また、
何も考えないようにと
思えば思うほど、
雑念は膨らむことでしょう。
真夏の只中、
染み入る蝉の声を傍らに
平等に流れる「1440分」(1日)と、
どう向き合いますか・・・。
鳴き続ける蝉の声が
我身に刻まれる、
法林院の午後・・・。
合掌

2017/7/28
夏の疎外感 季の散策
炎天のもとで忙しく働く
蟻たちを見ていると、
勤勉さを学ぶと同時に
一抹の焦燥感をおぼえます。
すべてが思うように流れて、
差し迫った問題がない・・・、
そうであるならば、
こんなことは感じないでしょう。
いつも何か追われ、
次々に現れる難題を前にしては、
つい、自分だけがなぜと、
弱音も出るのが人情。
そんな心向きを知ってか知らずか、
蟻たちは自らの行動で問いかけてきます。
ただ、今を生きよ。
彼らの声も知れません。
前を向いて、
もう一度、歩き出す、
法林院の午後・・・。
合掌
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蟻たちを見ていると、
勤勉さを学ぶと同時に
一抹の焦燥感をおぼえます。
すべてが思うように流れて、
差し迫った問題がない・・・、
そうであるならば、
こんなことは感じないでしょう。
いつも何か追われ、
次々に現れる難題を前にしては、
つい、自分だけがなぜと、
弱音も出るのが人情。
そんな心向きを知ってか知らずか、
蟻たちは自らの行動で問いかけてきます。
ただ、今を生きよ。
彼らの声も知れません。
前を向いて、
もう一度、歩き出す、
法林院の午後・・・。
合掌

2017/7/27
額の汗 季の散策
道の傍らに、早々に舞う
病葉の一片は、陽に照らされて、
それはそれで夏の思わせます。
樹々は、実りの秋のため、
また来るべき冬のために、
今のこの時をじっと耐えているのでしょう。
四季の巡りを
何度くりかえしても、
真夏には冬の寒さを思い出せない、
真冬には夏の暑さを思い出せない、
そんな繰り返しが「人」なんでしょうか・・・。
額の汗がなおのこと
陽射しを呼び寄せる、
法林院の午後・・・。
合掌
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病葉の一片は、陽に照らされて、
それはそれで夏の思わせます。
樹々は、実りの秋のため、
また来るべき冬のために、
今のこの時をじっと耐えているのでしょう。
四季の巡りを
何度くりかえしても、
真夏には冬の寒さを思い出せない、
真冬には夏の暑さを思い出せない、
そんな繰り返しが「人」なんでしょうか・・・。
額の汗がなおのこと
陽射しを呼び寄せる、
法林院の午後・・・。
合掌
