後半のお楽しみは、三峰口からのSL乗車。レトロな駅舎では、秩父銘仙研究会会長の木村和恵さんたちによるイベントも催されています。
秩父の山を背にして走る本物のSL、重厚な響きに圧倒されます。ステキ♪
SL回転場を目指し、鉄道ファンに混じってきもの集団も走ります。急げ!急げ!
貨車の前で、記念撮影など。レトロきものの面々が勢ぞろいです〜♪
貨車の中には、木村和恵さんが集めた銘仙がたくさん展示されていました。
SL乗車の時間が迫ってくると、ホームでは太鼓の歓迎が始まりました。
機関士さんがバサッと石炭をくべると、煙がボーッと吐き出されます。
先頭では、記念撮影の順番待ち。SLの黒に、鮮やかな紬が映えてます。
連休とあって、満席の車内は子供づれが目立ちます。機関車ならではの警笛を間近に聞きながら秩父の山並みの中をゆっくり走ると、古きよき時代にタイムスリップしたようです。沿線では、鉄道マニアがいたるところでカメラを構えているのが見えます。三峰口から25分ほどかけて、御花畑駅に到着。みな、滅多にできないSL乗車体験に大満足で、秩父の町に降り立ちました。(つづく)

2