2011/3/5  15:17

合築案が出てきた背景  

 図書館合築案が出てきた背景は、県の役人も市の役人もろくに図書館を利用していないからかもしれない。それは、図書館が貧弱で使える本がないというとこにも原因はあるかもしれないが、そういうふうに貧弱にしたのも行政である。

 県の方は、実は県立図書館に市町村支援の仕事があるなどと認識していなかったのではないだろうか? だから二重行政などと的はずれな事を言う。市町村支援という仕事を市町村そのものが行うはずがないからだ。

 実は自分たちがさんざん二重行政をしてしまっているのではないだろうか?

 市の方は、分館・分室システムという存在を忘れてしまっていたのではないだろうか? これは、高知市内の人はどこにいても図書館が利用できるようにという考えで、全国でも先駆けて始まった誇るべきシステムなのだが、その後、完全に全国に遅れを取った。当の高知市が忘れてしまったのではないか?

 市町村支援とか分館・分室システムなどというものがなければ、合築案は必ずしも悪くない。ただ、これは、実に前時代的な古臭い発想だと言える。戦艦大和の巨砲のような発想である。一点豪華主義というものは、非常に貧しい発想だ。実際に金がないからと言って、発想まで貧しくなることはない。

 何とか根本から考え直してほしい。今後の高知県の知的基盤はこういうことで決まってしまう。もう後戻りはできない。高知県が今世紀中に消滅してしまってもいいのか。これからの世の中、知的基盤の脆弱なところには人が集まらない。
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