2011/1/31  11:09

第6回新図書館基本構想検討委員会と新図書館フォーラムについて  

第6回新図書館基本構想検討委員会が次のとおり開かれます。

日時:2011年2月5日(土) 午後1時〜4時
場所:高知会館(高知市本町5-6-42) 3階 飛鳥の間

http://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/310401/6sintosyokankentouiinkai.html

 単独・合築案の比較検討がされるもようです。単独案の方はどのような案なのでしょうか? 「仮定として」という条件付ですが、シキボウ跡地での案はどのような案を考えているのでしょうか?

 結局、1万5千平米まで増やすという話が議会でされているようですが、そうすると、追手前小移転後の跡地での建設コスト削減は意味がなくなります。

 一方、県と市の両教育委員会は新図書館フォーラムというのを開催します。パブリックコメントの期間中なので、世論操作的な印象もぬぐえないですが、もっと当初の段階でやってほしかったです。

 フォーラムというより、きちんとディベートした方がよいのではないでしょうか? 土佐の議論好きもこういうところで発揮してほしいです。

 5分以内で意見発表ができるようです。

 フォーラムの日程はこちら。

○平成23年2月11日(金曜日)13時30分から16時30分
  四万十市立中央公民館 1階大会議室 (四万十市右山五月8-22)  定員 80名

○平成23年2月12日(土曜日)13時30分から16時30分
  高知城ホール 4階多目的ホール (高知市丸ノ内2丁目1-10)    定員200名

○平成23年2月13日(日曜日)13時30分から16時30分
  安芸市総合社会福祉センター 3階大会議室 (安芸市寿町2-8)  定員200名

http://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/310401/sintosyokanforamu.html
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2011/1/18  0:33

1万3000平米じゃ入りません  

 1月17日の基本構想検討委員会では、結局、中間報告は「両論併記」の形でまとめると委員長の提案があった。
 しかし、両論併記と言うのは、結局は、行政の都合の良い方が選択されるので、行政からは中立的で公平な立場にある基本構想検討委員会の存在意義は非常に薄くなる。基本構想検討委員会は行政の下請け機関ではない。
 両論併記だとしても、単純な両論併記で、後は、行政や議会で判断してくださいでは、委員会の意味がない。

 それから、この会の発言で印象的だったのは、図書館建築の専門家である植松委員が1万3000平米では想定している本は入らないとはっきり言い切ったことだ。ただでさえ本の少ない高知県で今さら、本を減らすわけにはいかないから、たとえ合築にしたとしても、もう1万3000平米の構想を出すことは許されないだろう。
 そうすると駐車場が整備できないなどという話になるかもしれない。そうなると大規模な駐車場や駅などをまわるバスでも運行するなどという話にでもなるかもしれない。そういうヨーロッパの都市なみに中心市街地には車を入れないというほど画期的なことができれば立派である。そこまで大覚悟をしてのことなら、このような構想も意味があるかもしれない。しかし、高知県の人がそんなに車から離れることができるのだろうか? これもアンケートをとってもらいたいものだ。

 費用の比較表も出て、無理やり合築の方が安くなるように出しているものだった。これは、まず基本的に合築だと4000平米も減らせるという前提に立っているところに無理がある。ここが破綻していることは、植松委員の一言で明らかになった。
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2011/1/16  23:34

香川県立図書館の場合  

 香川県立図書館が、なぜ、現在地に移転したのか、子どもにもわかるように説明しています。これは国立国会図書館のレファレンス共同データベースにのっているものです。高知の場合も参考にしてほしいです。

http://crd.ndl.go.jp/GENERAL/servlet/detail.reference?id=1000070076
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2011/1/12  22:47

2011年1月12日高知新聞朝刊記事(26面)について  

 本日の高知新聞によると、次回17日(第5回)の新図書館基本構想検討委員会で、県と市の図書館の合築の是非を決めると言う。しかし、第4回までの検討委員会で、単独整備の場合のシミュレーションは出されていない。次回に出して、その場で決めてしまうのだろうか? なぜ、このことを新聞は指摘しないのだろうか?
 少なくとも、次回に決めるのであれば、前回の第4回に出しておくのが筋であろう。
 それから、合築しなければ、利用カードの一本化ができないような書き方だが、全国には、自治体同士で協定を結んで、図書館の利用カードを一本化しているところは複数ある。こういうところでは、利用者がこの共通カードを作るか、単独のカードを作るか選択できるものもある。
 合築ということと、カードの一本化は連動した問題ではないのである。合築しなくてもカードの一本化ということはできるのである。
 それからシキボウ跡地の活用についてずいぶん否定的な書き方をしているが、そもそも土地開発公社とは公共用地の取得のための組織であり、県も出資している。そこから県が土地を買うとしても、ある意味、仲間内から買うようなものであり、その額面上の多寡で判断してしまうのは、あまりに軽率な判断ではないか?
 さらに言えば、高知駅前に県有地があるわけだが、こちらは、いつのまにやら、よくわからない観光施設が計画されている。これははっきり龍馬伝の二番煎じの感を否めない。県立図書館を作らせないために、わざわざ作ったような感じさえする人がいても不思議ではない。そこまで低劣なことが行われるわけはないから、こんなことまで考える人は考えすぎだが、たぶん、駅前に図書館などもったいないという発想がどこかにあるのであろう。
 しかし、山梨県などは、甲府駅前に新県立図書館を計画している。駅前に図書館をつくることは、いまやトレンドなのだ。現代の図書館とはそれほどインパクトのある存在なのである。高知県には、全国水準の図書館がないため、そういう認識がないだけの話である。
 そして、新山梨県立図書館は観光も意識したつくりになっている。高知県立図書館を駅前につくってこういう選択をするということも可能なのではないか? 高知駅前では、確かに駐車場は十分には確保できない。しかし、それでも追手前小敷地に県と市合築でつくるよりは用意することができ、はるかにましである。

第5回新図書館基本構想検討委員会は、
1月17日 午後1時半から4時半 高知市総合あんしんセンター3階 大会議室
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2011/1/5  23:36

謹賀新年  

ちょっと、遅まきながら、

新年あけましておめでとうございます。

兎年は飛躍の年とも言われています。
しかし、兎は上り坂には強いが下り坂には弱いものです。
しかも、かけくらべでは亀にも負けてしまいました。
また、二兎を追う者は一兎をも得ずと言います。

図書館という事業は極めて地道な事業です。
地域の文化や産業の基礎工事のような仕事です。
図書館が成果を出すのではなく、図書館を使ってもらって地域のひとりひとりが成果を出すものです。

地道、責任、信頼、着実、継続、蓄積、基礎、普遍性、平常、傾聴、熟考、目的合理性、広さ、深さ、長期的展望、そして豊かさ

こういう言葉が図書館にふさわしい言葉です。
派手な世界や流行に左右される刹那的な世界とは縁遠い存在です。
兎と言うより亀でしょう。
迂遠なようでも着実に亀のように一歩一歩進めていった方が成功するのです。
図書館は、この亀の根気の源です。

図書館は何かに従属して存在するものではなく、基礎を形作るものです。
それを理解した人と地域がその果実によって豊かになることができます。

そういう一歩に今年がなることを切に願います。

分かれ目の年です。
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