2011/1/12  22:47

2011年1月12日高知新聞朝刊記事(26面)について  

 本日の高知新聞によると、次回17日(第5回)の新図書館基本構想検討委員会で、県と市の図書館の合築の是非を決めると言う。しかし、第4回までの検討委員会で、単独整備の場合のシミュレーションは出されていない。次回に出して、その場で決めてしまうのだろうか? なぜ、このことを新聞は指摘しないのだろうか?
 少なくとも、次回に決めるのであれば、前回の第4回に出しておくのが筋であろう。
 それから、合築しなければ、利用カードの一本化ができないような書き方だが、全国には、自治体同士で協定を結んで、図書館の利用カードを一本化しているところは複数ある。こういうところでは、利用者がこの共通カードを作るか、単独のカードを作るか選択できるものもある。
 合築ということと、カードの一本化は連動した問題ではないのである。合築しなくてもカードの一本化ということはできるのである。
 それからシキボウ跡地の活用についてずいぶん否定的な書き方をしているが、そもそも土地開発公社とは公共用地の取得のための組織であり、県も出資している。そこから県が土地を買うとしても、ある意味、仲間内から買うようなものであり、その額面上の多寡で判断してしまうのは、あまりに軽率な判断ではないか?
 さらに言えば、高知駅前に県有地があるわけだが、こちらは、いつのまにやら、よくわからない観光施設が計画されている。これははっきり龍馬伝の二番煎じの感を否めない。県立図書館を作らせないために、わざわざ作ったような感じさえする人がいても不思議ではない。そこまで低劣なことが行われるわけはないから、こんなことまで考える人は考えすぎだが、たぶん、駅前に図書館などもったいないという発想がどこかにあるのであろう。
 しかし、山梨県などは、甲府駅前に新県立図書館を計画している。駅前に図書館をつくることは、いまやトレンドなのだ。現代の図書館とはそれほどインパクトのある存在なのである。高知県には、全国水準の図書館がないため、そういう認識がないだけの話である。
 そして、新山梨県立図書館は観光も意識したつくりになっている。高知県立図書館を駅前につくってこういう選択をするということも可能なのではないか? 高知駅前では、確かに駐車場は十分には確保できない。しかし、それでも追手前小敷地に県と市合築でつくるよりは用意することができ、はるかにましである。

第5回新図書館基本構想検討委員会は、
1月17日 午後1時半から4時半 高知市総合あんしんセンター3階 大会議室
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