2011/2/10  9:01

ちっとも費用効果のない合築図書館  

 1万3000平米で205万冊という「ありえない」無茶な構想は植松委員の指摘でくずれた。

 さすがに、行政側も1万5000平米にした。

 しかし、こうすると、もともと、1万7000平米から、4000平米減らして、その面積分の建築費が減ったという理屈自体がくずれはじめてきている。

 4000平米から2000平米減らしたということになるが、そこで建築費が浮いたとしても、蔵書の統合費用が海のものとも山のものともわからない。現在の県立図書館では、年間2万冊ほど整理しているそうだが、蔵書統合すると、いわば、資料の「再整理」が必要になる。分類を統一し、データベースを統一しなければならない。蔵書統合すると一気に約100万冊である。

 つまり、50年分。50年分の資料を5年ほどで統一するなら、極端に言えば、今の10倍の人員が必要ということになる。効率的にやっても、2倍や3倍ではすまないだろう。そういうことを、本気でやるのだろうか?

 また、駐車場の問題はちっとも解決していない。

 まわりの駐車場を活用すればいいと言っておきながら、新資料館のために、現在の財務省の事務所のとなりの駐車場は購入するのだ。

 新資料館も面積はそんなに足りているものではない。山内家関係のものでいっぱいになってしまうだろう。他の史料はそんなに入れられない。現在の歴史民俗資料館も余裕はない。

 結局、どこも中途半端で、必要な金はかけず、一方で、必要ない金をかけることになり、帳面上、安く見えるようにつくっているだけだ。

 こういうことをしていて財政大丈夫なのだろうか?
5



トラックバックURL

トラックバック一覧とは、この記事にリンクしている関連ページの一覧です。あなたの記事をここに掲載したいときは、「記事を投稿してこのページにお知らせする」ボタンを押して記事を投稿するか(AutoPageを持っている方のみ)、記事の投稿のときに上のトラックバックURLを送信して投稿してください。
→トラックバックのより詳しい説明へ



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ