今日の勝毎に法政大学大学院の坂本教授をはじめ法政大学大学院政策創造研究生27名の皆さんが十勝の企業視察のために来勝されたとの記事がありました。坂本教授といえば数年前「日本でいちばん大切にしたい会社」という本を出版し、私も読んだ記憶があります。今、北海道には「日本でいちばん大切に」どころか「日本でいちばんどうしようもない会社」があります。このようなブログで企業名を出すのはいろいろと問題があるかもしれませんが、ここまでくると書かずにはいられなくなりました。それはJR北海道です。17日に発表された事件は運転士がATS(自動列車停止装置)を故意に壊した、それもハンマーで叩いたり蹴飛ばしたというものです。報道によるとATSを切り忘れ緊急停車した車両を機械の故障のように見せかけようとしたとのこと。更に研修中の後輩社員が2人いたためミスを知られたくなかったというのだから救いようがありません。JR北海道では以前から特急列車の出火などトラブル、運転士の覚せい剤使用など問題が多数起きています。その都度会社幹部が謝罪していますが、本心から謝罪し、社内改善に取り組もうとしているのでしょうか? 北海道のように面積の広い場所では長距離移動の手段として鉄道は不可欠なものであり、乗客の安全を守るべきATSを壊すとはどういうつもりなのでしょう。この運転士は過去に2度列車を停車駅でオーバーランさせるミスを起こしており、3度目のミス発覚を恐れていたということですが、このような社員を教育できないJR北海道の責任は重大です。北海道には本州などと違い他の私鉄はなく鉄道は独占状態で、それに胡坐をかいているいる訳ではないと思いますが今一度考えなおしてもらいたいです。
私はしばらくJR北海道を利用していませんが、この状態はまだまだ続くでしょう。

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