昨夜のヤクルト対阪神戦でヤクルトのバレンティン選手がホームランのシーズン記録を49年ぶりに更新しました。打った瞬間は夕食中でテレビのニュース速報で知りました。過去にバースやローズ、カブレラがこの記録に挑戦しながら敬遠(全てではないが)という形で達成できなかったのは王という偉大なホームランバッターを日本人選手や球団が守ろうとしたからです。しかし、記録というのは誕生した瞬間からいずれ誰かに破られる運命にあるわけで、それを外国人選手だから、というのはあまりにも心が狭すぎたと私は思います。イチローがメジャーリーグのシーズン最多安打を更新した時は日本人だから達成させない、ということはなかったはずです。日本人と外国人ではパワーやテクニックなど違うわけですから、記録を更新されたくなければ投手が敬遠するのではなく打たれないようなピッチングをすればいいだけだと思います。今シーズンは飛ぶボールに変わったことも影響しているでしょうが、ここは新記録達成を素直に喜んでバレンティン選手を祝福しましょう。
もしかしたら近い将来この記録を日本人が破る日が来るかもしれません。それがファイターズの中田選手だったらいうことないのですが、可能性はゼロではありません。期待しましょう。

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