紆余曲折の末ようやくまとまった新ポスティングシステム。注目されるのは東北楽天ゴールデンイーグルスの田中将大投手の動向です。今日の球団との話し合いで球団側は「来年も大事なうちの戦力なので残ってほしい」と伝えたそうですが当然のことでしょう。今シーズンの優勝は24連勝の田中投手無くしては考えられないことで、連覇を狙う球団としては誰よりも残留してもらいたい選手のはずです。昨年の契約更改で将来的なメジャー挑戦を語った田中投手としては今シーズンの優勝という自分の出せる最高の結果を残したことで、大手を振ってメジャーへ行けると考えていたでしょう。ファンにしても優勝したのだから気持ちよく送り出してあげようという気持ちをもっているでしょう。しかし、球団にとってはメジャーに挑戦させたいという思いと残って欲しいという二つの思いがぶつかっていることだし、譲渡金の上限が2000万ドルというのも納得いかない部分もあるでしょう。私個人としては日本で彼の投げる姿が見れなくなるのは残念ですが、メジャーで投げる姿を見てみたいというのが本音です。ダルビッシュの時も同じようなことを書いたかもしれませんが、若くてチャンスのあるときに挑戦させるのが本人にとって一番だと思います。
仮に残留したとしても、モチベーション的に今年のような投球ができないような気がするのは私だけではないはずです。

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