昨夜のソチオリンピック中継ノルディックスキー複合個人ノーマルヒルで渡部暁斗選手が銀メダルを獲得するのを見ていました。二夜続けてのメダル獲得に私も興奮しましたが、それ以上に興奮していたのが解説の荻原健司氏、アルベールビル、リレハンメルで複合団体の金メダルを獲得し「キング・オブ・スキー」として称えられている彼がジャンプでは「よーし!よーし!いいぞー!」と絶叫、解説者というよりただの応援団になっていました。20年ぶりのメダル獲得に興奮するのは理解できますが、解説者として冷静になってもらいたいものです。今日のネットニュースでは「オリンピックの空気に完全に飲み込まれた。『魔物がいた』」とコメントしていますが、金メダリストでも我を忘れてしまうのでしょうか? 私は見ていませんでしたが、弟の次晴氏は生放送中に号泣したとか、とにかく熱い兄弟です。まだ、ラージヒルと団体が残っていますので昨夜の再現となるのか、落ち着いた解説になるのか楽しみです。
解説者が我を忘れて興奮して忘れられないのは競馬の神様と呼ばれた大川慶次郎さん、1990年の有馬記念で優勝したオグリキャップが最後の直線を駆けているところで「ライアン!ライアン!」と絶叫したのです。オグリキャップを本命から外していたからだと思いますが、あれはテレビを見ていてびっくりしました。ちなみにメジロライアンは2着でした。

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