2011/8/2
兵どもが夢のあと 鉄道
峠の釜めしでお腹も満足したところで、メインイベントの横軽廃線ツアーです。旧R18碓氷峠を登ります。
べん君は1人で1度来ているので今日は僕のツアーガイドです。

旧信越本線(以下旧線)の第5アーチ辺りに車を止めていざ出発。
獣道を少し歩くと信越本線新線跡(以下新線)に出ます。旧R18のすぐそばを信越本線
が走っていたとは思いませんでした。見るからに下っているトンネルを抜けると旧熊ノ平駅跡です。
横川、軽井沢間最大66.7パーミルの急勾配の続くこの区間で唯一平坦線になっていて、アプト式の初期、蒸気機関車はここで給水、給炭をし電気機関車になってからもここで列車交換をしてました。粘着式になって熊ノ平駅はその役目を終えましたが、峠のシェルパEF63も平坦線に一息入れた事でしょう。
ホームの端にある配線室のカレンダーは当時のままめくられる事はありません。僕らの他にもここを見に来ている人がいましたが、引き返して行きました。しかし我々の歩みは止まりません。

今度は懐中電灯を持ち
横川方面に1km弱のトンネルに足を踏み入れます。
川口浩探検隊の気分です。(そうとう古いです。)
この鉄橋は新線の撮影ポイントだった場所です。EF63重連で電車を押し上げる写真をよく見ました。
来る時は下り線のトンネル
だったので帰りは上り線のトンネル
に入ります。どっちも真っ暗なので一緒ですが。

トンネルを出ると2人とも蛭とご同伴です。べん君は脹脛血だらけです。
今は軽井沢まで新幹線でひとっ飛びですが、わずかな時間短縮をとった代わりに、またひとつ素晴らしい景色と文化を失った気がします。
旧R18から旧線の第3アーチです。最近はめがね橋と呼んでいる様です。このうえはアプトの道ってハイキングコースになっている様です。
1993年に碓氷峠鉄道施設として重要文化財に指定されました。それまではひっそりと佇んでいたんですが … …。
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