こんにちは。
当店には、色々な、刃物があるのは御存知だろう。
今回は、専門的な庖丁と、刃物を紹介します。
初めは、クジラ型。
柄が赤いのは?
この庖丁は・・・
農家さん御用達なのです。
白菜とか、キャベツ、を収穫する時に使う庖丁です。
柄が赤いのは、目立つために赤く塗ってあるのです。
群馬の高原キャベツ農家の親戚は、農協のより切れるからといい、2年に一度ぐらいまとめて送ってくれと、注文が入るのです。
30丁送るのですが、近所の農家に分けているそうです。
本鍛造の手研ぎ誂の収穫庖丁です。
続きましては・・・
こちらも専門的な刃物です。
小さな両刃の鉈です。
たばこと比較されればお分かりでしょう。
本当に可愛らしい鉈ですが、さて専門的な刃物と紹介しておりますが、どんな方がお使いになるか?
正解は・・・生け花の鉈です。
えっと思われる方がいると思います。
生け花と言えば花鋏と思われると思います。
りっかといい生け花のその上と言いましょうか、大寺院で法要の時、松を生けたり槇を生けたりする時に鋏では切れません。
そんな時は、大工仕事です。
楔を使い枝を抑えてみたり、幹に切れ込みを入れて、曲げる。
その大工仕事で使うのがこの花鉈なのです。
切り出しを使ったりのします。
遠州流ではよくお正月など祝いの席で、柳の枝で細工をし水面に映る逆さ富士と言うものを生けます。
柳の枝に切りこみを入れ、富士山を作りもう一枝で逆さ富士を作るのです。
エッ作れって?
私は、りっかまでは習っておりません。
時々、店の床の間に、生けてあるのですが、投げ入れです。
お正月とかには生けますが普段は、中々・・・

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