曇りのち快晴、気温22/14度
昨日のように、昼からよく晴れました。
さて、分解式ではないCL125Aの純正ショックを無理に分解(破壊とも言う・・笑)してみます。1本はシャフトが曲がっているのを発見したので、これならオシャカでもいいか、ということで。
シールキャップのこの部分、カシメてあるように見えます。
しか〜し、マイナスドライバーを当ててハンマーで叩いても、全然めくれる気配がない・・
ということで、次はこれ。
泣く子も黙る高級(笑)ロータリーツール、ドレメルにて削ります。
取れました。
中にはフォークシールのようなゴムと金属一体のシールが入ってるけど、なかなか抜けない。横からドリルで穴を開けてケガキ針でコジります。
とれた!
ここでオイルを抜いたら、真っ黒だった。
その下には短いパイプが。
さらに引っ張ったら、芋蔓式に全部出ました。(笑)
伸び側のバンパーにはコイルバネが使われている。
これがピストンだな。
ピストンを横から見る。真ん中の薄いワッシャーがバルブですね。
縮み側は、このようにワッシャーがスライドしてオイルがすんなり通るのでダンピングしないのでしょう。
伸び側は最初の写真のようにワッシャーがピストンの穴を塞ぐのでダンピングする。
ということは、縮み側でダンピングするかしないかは、ピストンの構造の問題で、ガスショックかどうか、ではないみたい。FoxShoxは両方向でオイルの流れを妨げる構造なので両側でダンピングあり。
で、すべての部品が圧入されていて、素人の分解、再生を頑なに拒んでいます。ショックの頭でさえネジ込みじゃなくて圧入みたい。
シールキャップはロウ付けかなあ・・
ということで、これ以上の分解は成りませんでした。
まあ、部品だって入手できないだろうし、再生したって伸び側ダンピングだけだし。
昨日CLで海沿いをかっ飛ばしたときに、リアのダンピング不足を実感。ギャップを通過したときに揺れ戻しが来て安定しません。ベトナム製の新品ショック、やっぱりダメみたい。ということで、英車用の細身ショックのリプロ製品を発注してしまいました。送料込みで100ドル切っているのでまあまあな安物(笑)。 これで硬すぎたら、バネだけ付け替えますかね。

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