曇りのち快晴、気温28/17度
相変わらずの天気です。でも、暑くないのでいいや。
さて、eBay発注のキャブが届くまでの間に、オイルポンプ回りを見てみます。混合燃料を止めた場合、オイルインジェクションが正常に動作してないと焼き付いちゃいますからね。
慣らし走行でオイルタンク中のオイルが消費されるのは確認していたのですが、右のマフラーからの白煙が左より薄いのが気になっていました。オイルポンプからインジェクター(って、単なるノズル)までの間には、逆流防止のチェックバルブがあるのですが、これが固着することもあるらしい。
まずはキックスターターでエンジン回してノズルからオイルが出るか確認。全然出てない・・ まあ、左側も同様なので、きっとエンジン掛けてガンガン回さないとポンプが充分に動作しないのかな、ということで次のテスト。
オイルポンプからバンジョーを外して、オイル差しでチェックバルブ経由でオイルを手動で送ってみる。う〜ん、バンジョーの穴とオイル差しの口がピッタリ合わないのでオイルが漏れて上手くテスト出来ない。
最後の手段として、バンジョーからチューブを外してそこに直接オイル差しを挿入。(これだとチェックバルブも無いのでチェックバルブは別途テストしないと。)ガンガンとオイルを送るも、全然ノズルから出て来ない。そのうちにエンジン下の床にオイルが滴り落ちてきた・・ どうなっとるんだ?
原因究明にはかなりエンジンをバラす必要があります。う〜んしょうがない。まだ250マイルじゃないけど、もうギアオイルを抜くか。まあ、227マイルなら誤差範囲ですね。
ここまでバラしました。
これでロータリーバルブカバーを外せるのでオイル経路が完全確認できる。
でも、原因はACG外した時点で明白に。
黒のオイルのチューブが、外れていたのです。(写真は元に戻した後)
オイルポンプに接続するときに取り回しを気にしていろいろやったのですが、その時に引っ張ってしまったのでした。外れるなんて全然頭に無かった。で、チューブから出たオイルはクランクケースを貫通している排水用の穴からエンジン下に滴り落ちたということ。
そうこうするうちに、キャブが配達されたけど、それどころではない。パイプを入れなおして、ノズルからオイルが出るか何度も確認して、組みなおして、ギアオイル入れて、やっとキャブが取り付けられる状態まで戻した。いや〜、疲れた。
ということでプールです。
午後5時半の裏庭の気温は27度、湿度52%、水温28度。ビール4缶で1時間。
やっと本来のキャブに掛かれる。
今回は、こんな武器を購入。
超音波洗浄機です。安物工具屋で25%引きで50ドル弱で買えました。
でも、eBayのボロキャブは、やっぱりボロだった。何とか清掃して、まずは右側。燃料コックをオンにすると、おお、全然漏れてない! ボロでもこっちの方がまともでした。
次いで左側。こちらもフロートのガスケットのところから漏れているのです。eBayのボロキャブはチョーク(エンリッチ)回路のメクラ蓋がない・・ しょうがない、従来キャブを超音波洗浄して使ってみるか・・ で、組んでテストすると、ガンガン漏れます。
う〜ん、まあ試しにeBayキャブでやってみるか。エンリッチ回路は普段は閉じてるし、開けたときの空気はベンチュリー入り口から吸うのだけど、BS200は構造上メクラ蓋のない穴から吸い込んでもエアフィルターを通った同じ空気なので大丈夫だろし・・ ということでテストすると、ええ〜! やっぱり漏れる・・
ということで、eBayキャブと従来キャブ2個の本体とフロートチェンバーをとっかえひっかえしてテストしましたが、全部ダメ・・・
最後にダメ元でガスケットを2枚入れてみると・・ おお! 漏れない! なあ〜んだ、それならeBayキャブなんか買わずに最初からそうするんだった・・
そんなこんなで、夜の10時半に漸く全部組み立てが終わりました。(汗)
嗚呼、疲れた・・
でも、エンジン始動して、まだ直ってなかったらもっと疲れるので、今夜は寝ます。ということで、日記を書くのも翌日となったのでした。
ということで、明日(今日)は、エンジン始動です。直っててくれよ・・・

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