福岡市を拠点に活動している、チャイルドライン「もしもしキモチ」は、今年設立10周年を迎えました。これを記念して、11月3日に記念シンポジウム「子どもの危機にこころを寄せて」を開催しました。当日は、チャイルドライン関係者もちろん、設立にご尽力いただいた国際ソロプチミストのみなさんをはじめ、子どもに関わるさまざまな課題に取り組む市民や行政関係者130名ほどの参加がありました。
シンポジウムでは、さまざまなデータから、厳しい社会を生きている子どもたちの現状を知り、“私たち一人ひとりにできるコト”の一歩を考える機会となりました。
シンポジストとして参加いただいた、福岡市こども総合相談センター所長の藤林氏は、「課題解決に向けて、一人だけで考えている分には妄想に過ぎないが、二人で考えていくと夢になり、三人で考えると現実になっていく」と述べられ、この発言に多くの参加者が勇気づけられました。
一言アンケート「私にできること」の中には、「チャイルドラインの受け手として子どもの心に寄り添いたい」「子どもの居場所をつくりたい」「まずは、思春期の3人の息子と語りたい」「豊かなコミュニケーションのとれる人間になりたい」「乳幼児の支援をはじめたい」・・・など、たくさんのおもいが記されていました。

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