こんにちは



チャイルドライン「もしもしキモチ」事務局です。
「もしもしキモチ」恒例の、離島ワークショップのお知らせです。
わたしたちはこのワークショップのことを
‘五感をみがくワークショップ’とも、
‘言葉を紡ぐワークショップ’とも言っています。
今日は、前回のワークショップの様子をちょっとご紹介します。
毎年、同じ島に行っています。
TVもネットもゲームもない、携帯もなかなかつながらない,
街灯もない、信号機もないこの無人島に降り立って初めに感じるのは、
「静けさ」。

静かすぎて、自分の耳の奥の脈打つ音が聴こえてくるくらいです。
いかに、日常、音や雑音にさらされて24時間過ごしているか気付きます。
自分に必要じゃない音まで、聴かされるなんて、
さぞかし知らず知らずのうちに脳が疲れてるでしょうね、わたしたち。
景色もそうですね。
日頃は人も車も建物も物もいっぱい!
目もその情報を受け取る脳も、やはり疲れますよね。
‘五感’といわれる感覚全部がそうです。
耳と目が休まり→脳が余計に疲れることもなくなり→
身体全体がリラックスすると→
過敏(または、過敏になりすぎて鈍くなってしまった)
五感(嗅覚、視覚、聴覚、触覚、味覚)が、自然な状態にリセットされます。
そしてそれから、必要な感覚が必要な時に反応できるようになり、
その結果、五感がみがかれる、ということになります。

そうやって、過剰反応状態になっている感覚を元に戻した後、
(船を降りて→宿舎までの移動の間でかなりの感覚が落ち着きます)
朝食をいただきます。
食材は、小値賀でとれた野菜やお魚ばかり!
新鮮で美味しく、量もたっぷり!

ワークショップでは、島で感じたことを言葉にし、
それを島で拾ってきた物と組み合わせてお話を作っていきました。



以前住んでた人が使っていたものや、鹿の骨など)
それから、教会の中や外で思いっきり身体を動かしたり、
大声出したり、寝転がったり、お互いの声を聴き合ったりetc...
ちょうどこの日は、貸し切り状態だったので、
いつも以上の解放感に、みんなワイワイのびのびキャッキャッでした。
そしてこの後ワークショップは翌日お昼まで、
詩にしたり、歌を作ったりと続きました。
過敏だった感覚が本来の状態になると、こんなに楽なんですね。
なるほど、、、
この島が、「何人もの人を生き返らせた」というのがうなずけます。

みなさんもぜひ、一生に一度は足を運んでいただきたいですし、
経験していただきたい感覚です。
今年は、3月末に行きます。
みなさんのご参加お待ちしています!
五感を磨くワークショップvol.7
「離島で!お話つくり&歌つくり」 <日時>
2013年3月28日(木)23:00博多港発(フェリー太古丸船中泊)
〜3月30日(土)18:50 博多港着(フェリー太古丸)
<場所>
野崎島自然学藝村(長崎県北松浦郡小値賀町)
<講師>
歌島 昌智/インプロワーク担当
(即興音楽家 出雲在住)
山田 眞理子/お話し作り担当
(心理臨床家・子どもと保育研究所ぷろほ所長)
<研修費>
28,000円[往復フェリー代金、宿泊・食事(5食)含む]
<募集>
先着20名(定員になり次第〆切ります)
<主催・問い合わせ・申込み>
特定非営利活動法人チャイルドライン「もしもしキモチ」
Tel&Fax:092−734−1540
E-mail:kimochi2@coral.ocn.ne.jp
詳細・申込み用紙は、コチラ
※お子様同伴または、ワークショップ以外の参加を
ご検討の方はお問い合わせください。
❤チャイルドライン「もしもしキモチ」HP:http://www8.ocn.ne.jp/~moshi2/
❤「もしもしキモチ」事務局:kimochi2@coral.ocn.ne.jp

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