(本末に動画があります。)
こんにちは、
チャイルドライン「もしもしキモチ」事務局です
私たち
「もしもしキモチ」は、
東日本大震災後の復興支援として
発達障害児支援を含めた支援活動を行っています。
今まで2回、現地に足を運び、その時の様子を
「もしもしキモチ」のHPや
ブログでも報告しています。
・2011/8/26
震災後支援活動ROAD PROJECT。
・2011/7/8
震災後支援活動ROAD PROJECT。
今日は、2回目に訪れた時に起こった出来事と、
そして、その日の夜に
月夜に照らされた大川小学校の校庭で演奏された
河北町立(石巻市立)大川小学校の校歌をご紹介します。
(チャイルドライン「もしもしキモチ」事務局)
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河北町立(石巻市立)大川小学校校歌をアップしました。
8月にチャイルドライン「もしもしキモチ」の
震災後支援ロードプロジェクトで訪れた大川小学校。
7月に来た時に聞いたところでは、
「ライトアップニッポン」の
実施予定場所に大川小学校もあって、
8月11日に大川小学校の校庭で花火が上がるように
準備してきた保護者の方々がいる。
それを聞いた私たちは
花火の後の暗く静かな校庭を後に
家路につく保護者の方はさびしかろうと、
花火の後にその場で感じたことを弾いてもらうために
即興ピアニスト(歌島昌智)を同行し、
九州からアンプやスピーカー、車のシガーソケットから
電源をとるためのコンバーターを運び込んでいた。
しかし、大川小学校に通じる道の復旧が間に合わず、
川沿いの道路にはガードレールも電灯もないまま。
校庭は瓦礫の山でもあり、
多くの人がここに集まるのは危険と判断され、
花火は中止になったと聞いたのは前日だった。
花火が上げられないならなおさら、
「大川小学校の校庭でささやかな追悼演奏をしよう」
と向かった。
校歌の楽譜を手に入れてほしいという
ピアニストの希望も保護者に伝えられた。
大川小学校で待つ(7月にお会いしていた)保護者の方は、
「花火を実施できなくてすいません」
と泣かれた。
シガーソケットから電源を取り、スピーカーとキーボードをセット。
そこに車が来て、
「ネットでここで花火があるとみて東京から来たんですが・・」
とのご夫婦。
事情を説明して、一緒に演奏を聴いてもらうことにした。
まず校歌の楽譜のコピーが列席者に配られて、
ピアニストの歌島さんが初見で校歌を弾き始める。
校歌というものがこれほど校庭に合うものだと
初めて知った瞬間だった。
そのあとオカリナとキーボードで「アメージング・グレイス」。
そして歌さんの即興演奏。
そして2 回目の校歌・・。
歌さんにはこの時、
子どもたちが元気に歌う声が確かに聞こえたという。
校庭や周りの山の木々は、
子どもたちの校歌を歌う声を何十年も聞き続けてきたのだろう。
そこからたくさんの子どもたちの楽しそうな声が響いてきたという。
その演奏をアップ!
丁度、正面の山の上に月も出て、
月光の下の演奏会は神々しくさえあった。
チャイルドライン「もしもしキモチ」 山田真理子
『大川小学校校歌』

離島でワークショップ開催決定!
参加者募集中。
❤チャイルドライン「もしもしキモチ」HP:http://www8.ocn.ne.jp/~moshi2/
❤「もしもしキモチ」事務局:kimochi2@coral.ocn.ne.jp

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