2012/5/11

銀行と同じビルに入った店が繁盛しないわけ  ビジネス・儲けの裏ネタ

雑居ビルの二階以上に出店するとき、一階に銀行が入っていると、先行きが懸念される。銀行は人を集める施設ではあるが、集まってくるのは、銀行に目的があって訪れる人。銀行が集める客は、ぶらりと訪れる買い物客ではないのだ。

さらに問題なのは、銀行が午後三時に閉店してしまうことである。それ以降はビルの正面に重々しいシャッターが下り、ますます人を寄せつけない寒々しい場所になる。たとえ、駅前のテナントビルヘの出店であっても、一階が銀行だと、その店の前途は多難である。

メニューが多い店が儲からない理由

飲食店の売り上げは「回転率」と「客単価」の掛け算によって決まる。メニュー数の多い店は、このうち回転率が落ちる傾向にある。

まず、メニュー数が増えると、調理に手間がかかる。注文されてから料理を出すまでの時間が長くなれば、おのずと客が店に滞在する時間は長くなる。すると、新しい客入れが遅れ、回転率が落ちる。

じっさい、繁盛店では、客の集中する昼時などは、「ランチメニュー」として二、三通りのメニューしか置いていないもの。これも回転率を考慮してのことだ。

ただし、回転率を気にしてメニュー数を絞ると、客に「いつも、同じものだな」と思われかねない。そこで、繁盛店では、「本日のランチ」を設けるなど、客の不満を解消する工夫を重ねている。

ファミレスの店員用サービス価格

各ファミレスチェーンが、どのくらいの値段で「まかない」(従業員用の食事)を出しているのか、リサーチしてみた。

まず、ファミレスの中では、全体に値段設定が高めのA店。このチェーンのまかない価格は全品60パーセントオフ。一品300〜600円程度で食べられることになる。

値段がお手ごろ価格のB店とC店は、両店とも300円台でまかないが食べられるという。そして、リーズナブルな価格帯のD店。この店では、まかないの値段も他店よりも安く、241円だった。

閉店が増えるほど儲かる「閉店ビジネス」

近年、「閉店ビジネス」が売り上げを伸ばしてきた。スーパーや商店が閉店したとき、不用になった機器を買い取り、リサイクルするビジネスである。

たとえば、スーパーマーケットが閉店に追い込まれると、商品棚、厨房施設などが不要になる。一方で、新規開店しようとする人もいるが、コスト削減のため、割安の中古品が求められるケースが増えている。

そこで両者のニーズをつなぎ、不要となった備品や機器を修理し、安い価格で売る業者が繁盛しているのだ。不況時代ならではの供給と需要を直結させたビジネスといえようか。今後も、閉店ビジネスはますます繁盛するとみられている。

0



この記事へのトラックバックURLはありません
トラックバック一覧とは、この記事にリンクしている関連ページの一覧です。あなたの記事をここに掲載したいときは、「記事を投稿してこのページにお知らせする」ボタンを押して記事を投稿するか(AutoPageを持っている方のみ)、記事の投稿のときに上のトラックバックURLを送信して投稿してください。
→トラックバックのより詳しい説明へ



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ