2014/1/17

国会の「理事会」って、何を話し合う?  政治・役所の裏ネタ

国会の本会議や各委員会をめぐっては、事前に与野党がスケジュールを打ち合わせている。その事前の打ち合わせを行うのが、議院運営委員会や各委員会の理事会である。

まず、本会議の審議日程や質問時間の割り振りは、議院運営委員会で決められるのが建前。だか、実質的には、その理事会や理事懇談会で決定されている。

理事の人数の各政党への割り当ては、国会議員の数によって決まる。そして、各党の理事たちは、理事会や理事懇談会で駆け引きを展開し、本会議や各委員会を有利に進めようとする。

なかでも、各党が重視しているのか、予算委員会の理事会。予算委員会は、与野党攻防の最前線といえ、その理事には、各党とも閣僚経験者をはじめ、手練手管にだけだベテラン議員を送り込んでいる。

洋上投票(FAX投票)の秘密の守り方

「洋上投票」は不在者投票の一種で、船舶からFAXで投票できる制度。2000年の総選挙から新しく採用された。ところが、選挙には憲法で保障された「秘密投票の原則」がある。FAX投票の場合、どのような方法で、この原則を保障するのだろうか?

答えは、目隠しシール付きの用紙で受信するというもの。洋上投票に用いられる用紙は、投票者の住所・氏名を記入する欄と、候補者名を記入する欄に分かれている。記載を済ませた船員たちは「指定選管」のもとへ、自ら投票用紙をFAXする。

それを選管側のファックスは、特殊な受信用紙で受信する。目隠しシール付きのため、候補者名が記入された欄は、外からは読み取れない。

「指定選管」は、このシールで覆われた部分をその他の部分から切り離し、各投票者の投票区の選管へ郵送。そして投票日、選管の管理者がシールを剥がして投票箱に入れるという手順を踏む。


審議会かいつも「原案支持」になるわけ

各省庁の「審議会」は、学者、マスコミ関係者、関係業界の代表などで構成される。彼らを指名するのは、審議会を設ける各省庁。そのため、各省庁の原案に反対するような人は、最初から選ばれにくいのか普通だ。

また、審議会の事務局を務めるのは各省庁の官僚。原案に反対するメンバーが現れれば、そのつど個別撃破で説得していく。

それでもなお、原案と違う意見を主張するメンバーがいれば、事務局か答申や報告書の文章を作るとき、文章に細工を施す。

審議会メンバーの意見を反映させながらも、結論としては各省庁の原案通りになるような文章を作ってしまうのだ。

玉虫色の表現、論理が一貫しない答申や報告書が出てくるのは、こうしたところに原因がある。

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タグ: 政治 役所 裏事情



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