2012/3/21

弁当系裏ネタ3連発  ビジネス・儲けの裏ネタ

駅弁がコンビニ弁当よりも割高なわけ

ローカル色が旅情を誘う駅弁だが、500円あたりが中心価格帯のコンビニ弁当に対し、1000円、1500円といった値段がつけられているのはどうも納得がいかない、という人もいるのでは?

しかし、駅弁が高いのには、それなりの理由がある。駅弁業者のほとんどは、家族経営の「家内制手工業」で弁当を作っているので、機械で大量生産されるコンビニ弁当のようにはコストを下げられない。それでも、最近の駅弁はグルメもうならせる美味しいものが多く、素材にもこだわっているため、原価率が50%は下らないという。

また、駅構内で販売するには、鉄道会社に契約料を払わなければならず、しかもローカル線では日に数十個しか売れないため、どうしても単価は高くなる。

駅弁だけではやっていけないため、大半の業者は、ホテルや立ち食いそば屋と兼業しているのが実情だ。小さな業者が少量生産で頑張っている駅弁。コンビニ弁当と比べてはいけないのだ。

おでん屋の利益がどんどん減っているわけ

おでん屋は、食べ物商売の中では、比較的楽な商売といわれる。特別な調理技術がいらない分、腕のいい料理人を雇う必要はなく、そのぶん人件費を抑えられるからだ。

ところが数年前から、おでん屋の利益率が落ちてきている。はんぺんやチクワなどの練り製品の価格上昇が続いて、原価率が上がっているのである。

そもそも練り製品は、ベーリング海を中心に獲れるスケトウダラを輸入し、製造されてきた。だが、近年スケトウダラの漁獲量が減って品薄状態になっている。おまけに世界的な健康ブームで、欧米でフィレー(魚の切り身)の需要が急増している。

原料は少なくなっているのに、需要が増えれば値段が上かって当たり前。しかし庶民の味であるおでんの値段を引き上げるわけにもいかない。こうして、おでん屋の経営は苦しくなっている。

焼きなすがベトナムで焼かれるわけ

高級和食店で出されている料理はすべて手作りとはかぎらない。和食は手間暇が必要な料理のオンパレード。いかにも手をかけて仕込んだように見えるものにも、実際には冷凍食品やレトルト食品など調理済みの食材が使われていることもあるのだ。

たとえば、彩りを添えるために数粒ずつしか使わない煮豆などは、自家製だと作るのに数日かかるため、既製品を使う店が少なくない。

また人気メニューの焼きなすも、つきっきりで火加減を見ながら焼き、熱いうちに皮をむくという、けっこうな手間のかかる料理のひとつ。多店舗化にともない、味の均一化を図るために、この焼きなすを外国に外注することにしたという店もある。

日本のなすをベトナムに輸出して、現地の工場で焼きなすを製造。それを冷凍にして、日本に逆輸入するという仕組みだ。
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