2012/6/19

「当店人気ナンバーワン商品」の読み方  ビジネス・儲けの裏ネタ

量販店では「当店人気ナンバーワン」というPOPをよく目にする。しかし、その言葉をあまり信じないほうかいい。

もちろん、本当にいちぱん売れている商品という場合もあるが、そうでないことのほうが多いという。店にとっては「売れると儲かるもの」を「人気商品」としていることか多いのだ。

量販店の仕入れ値は、メーカーによっても商品によっても仕入れる量によっても変わってくる。とくに、決め手となるのか量。極端な場合、メーカーに「倍仕入れる」といえば、一台当たりの単価が半分になることもある。

だか、安く仕入れても、売れなくては意味かない。そこで登場するのが、「人気商品」のPOPというわけだ。「全国売り上げナンバーワン」といえばウソでも、「当店の人気商品」という分には不当表示にはならないというわけ。

うなぎ屋か団扇でバタバタあおぐ理由

うなぎ屋には、店先で炭火をおこし、団扇でバタバタあおぎながらうなぎを焼くというスタイルのところが多い。

うなぎの焼ける香りが店の外にまで漂ってくると、思わず店に入りたくなってしまうものだが、このパフォーマンス、客寄せのためだけにやっているのではない。

うなぎのような脂っこい魚は、炭火で急激に加熱されると、刺激の強いいやな臭いが発生。さらに、火の上に落ちた脂が燃えて、その煙がうなぎにつくと味が落ちてしまう。

つまり、団扇でバタバタあおっているのは、いやな臭いや煙がうなぎにつかないよう振り払っているわけ。店先でそうするのは、もちろん店内に煙や匂いをこもらせないためだ。というわけで、団扇でバタバタあおいでいるうなぎ屋なら、満足な味を期待していい。

商品の売れ行きは「高さ」で決まる

商品は、床から70センチから160センチぐらいの高さに陳列するのが、商品ディスプレイの基本。人の目線の高さは身長×0.9くらいだから、通路を歩く買い物客には、このくらいの高さに置かれた商品が、もっとも自然に目に入ってくる。

また、立ったまま商品を手に取るとき、手が届くのは、肩の高さから上下60センチぐらい。といっても、自分の身長よりも高い位置にある商品には手を伸ばしにくいから、手軽に商品を取れるのは、床から70センチから160センチの間となる。つまり、売れ筋商品はこの高さに並べれば、さらに売り上げを伸ばせるというわけである。

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2012/6/17

夏暑いと、せんべいか売れなくなるわけ  ビジネス・儲けの裏ネタ

猛暑になると、売れ行きががくんと落ちるお菓子がある。せんべいである。一見、せんべいは、季節や気温に関係なく、安定して売れそうだが、夏バテで食欲が落ちているときは、やはりかき氷やシャーベットなどか食べたくなるもの。

せんべいは熱いお茶の友として食べると、もっともおいしいわけで、猛暑の夏には向かないのである。

また、せんべいはお中元などの贈答品によく使われるが、これも夏の気温が例年より高くなると、「今年は水羊羹(ようかん)のほうが喜ばれそうね」ということになって、やはりせんべいの売れ行きは落ちてしまう。

天丼と親子丼の売れ行き地図

丼物の人気ベスト5をみると、関東と関西で四種類までは同じなのだが、一位だけが違っている。関東では天丼がいちばん人気、関西では親子丼が一位なのである。

関東と関西の違いは、高級志向と大衆志向の差とも考えられる。天丼の中心となるタネはエビであり、エピは丼物のタネとしては高級食材。その高級品を好むのが関東人である。

一方、親子丼の具は鶏肉と卵であり、ともに物価の優等生。栄養面では、親子丼はヘルシーな鶏肉に栄養価の高い卵の組み合わせであり、値段は安いが栄養満点のメニューと言える。そこが、関西人の気持ちをくすぐるのだろう。

ミニトマトか示すスーパーの経営状態

スーパー業界では「ミニトマトの鮮度がいい店は他の野菜の鮮度もいい」といわれる。ミニトマトか指標になるのは、野菜のなかでもとくに傷みやすく、管理が難しいから。

そこで、ミニトマトの管理がしっかりしていれば、他の野菜の管理も行き届いていると判断できるというわけだ。

ちなみに、ミニトマトの鮮度を見抜くには、トマトの表面とトマトが入っているパックの底を見ればいい。

ミニトマトの表面がひび割れていて、パックの底に汁気がたまっているようなら、その店の鮮度管理はいいかげん、他の野菜の鮮度・昧も期待できないとみていい。

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2012/5/17

スーパーのそばの飲食店がつぶれるわけ  ビジネス・儲けの裏ネタ

スーパー周辺は、多くの人々でにぎわっているもの。だから、飲食店を開くには格好の立地条件と思う人もいるだろう。しかし、現実はその反対である。スーパー近隣の飲食店は、なぜか流行らないのである。

その理由は二つ挙げられる。第一に、スーパーを訪れる客の多くは、夕食のおかずなど、生活必需品を買いにくる客。その帰りに、飲食店で食事をしようとする人は、まれである。

第二には、買い物客の訪れる時間帯の問題がある。スーパーに買い物に訪れる客は、午後三時〜五時にかけてもっとも多くなる。その時間帯に、食事をしようという人はまずいないというわけだ。


調味料が目玉商品に使われるわけ

「調味料」は、よくスーパーの特売に使われる。保存がきく分、「安いときに買いだめしておいてもムダにならない」と主婦に思わせるからである。

また、調味料が特売される背景には、メーカーの「リベート制」がある。リベート制とは、大量販売してくれたスーパーに、メー力ーが報奨金を出す制度。

この報奨金分を売値から差し引けば、安値で叩き売ってもスーパーの利益はさほど変わらない。たとえば、定価200円の調味料があったとすると、仕入れ値は小売店で120円くらい。大量仕入れできる大型スーパーなら、100円を割る。

そこから、報奨金(5円程度)を差し引けば、90円前半の仕入れ値になる。こうして、メーカー希望小売価格200円の調味料を「1個98円」で特売できるのである。


デザートが食事の最後に出されるほんとうの理由

西洋料理では、食事のあとに、甘いケーキなどのデザートが供される。後に出されるのには、生理的な理由がある。

それは、糖分を最初にとると、直接、胃壁に当たって糖反射を起こし、胃の活動が止まってしまうということ。

こうなると、せっかくの食事もきちんと消化されないし、そもそも食欲すらなくなってしまうというわけである。それでは注文数が減り、売り上げが伸びなくなってしまう。

もっとも、日本料理では、宴会の最初に甘いものが出てくることがある。これは、少ない料理でも、お腹がいっぱいになるための仕掛けかも。


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2012/5/11

銀行と同じビルに入った店が繁盛しないわけ  ビジネス・儲けの裏ネタ

雑居ビルの二階以上に出店するとき、一階に銀行が入っていると、先行きが懸念される。銀行は人を集める施設ではあるが、集まってくるのは、銀行に目的があって訪れる人。銀行が集める客は、ぶらりと訪れる買い物客ではないのだ。

さらに問題なのは、銀行が午後三時に閉店してしまうことである。それ以降はビルの正面に重々しいシャッターが下り、ますます人を寄せつけない寒々しい場所になる。たとえ、駅前のテナントビルヘの出店であっても、一階が銀行だと、その店の前途は多難である。

メニューが多い店が儲からない理由

飲食店の売り上げは「回転率」と「客単価」の掛け算によって決まる。メニュー数の多い店は、このうち回転率が落ちる傾向にある。

まず、メニュー数が増えると、調理に手間がかかる。注文されてから料理を出すまでの時間が長くなれば、おのずと客が店に滞在する時間は長くなる。すると、新しい客入れが遅れ、回転率が落ちる。

じっさい、繁盛店では、客の集中する昼時などは、「ランチメニュー」として二、三通りのメニューしか置いていないもの。これも回転率を考慮してのことだ。

ただし、回転率を気にしてメニュー数を絞ると、客に「いつも、同じものだな」と思われかねない。そこで、繁盛店では、「本日のランチ」を設けるなど、客の不満を解消する工夫を重ねている。

ファミレスの店員用サービス価格

各ファミレスチェーンが、どのくらいの値段で「まかない」(従業員用の食事)を出しているのか、リサーチしてみた。

まず、ファミレスの中では、全体に値段設定が高めのA店。このチェーンのまかない価格は全品60パーセントオフ。一品300〜600円程度で食べられることになる。

値段がお手ごろ価格のB店とC店は、両店とも300円台でまかないが食べられるという。そして、リーズナブルな価格帯のD店。この店では、まかないの値段も他店よりも安く、241円だった。
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2012/4/27

旅行代理店の社員の旅行事情  ビジネス・儲けの裏ネタ

旅行代理店は、旅行会社から旅行商品を仕入れている。その仕入れ価格は、旅費のおよそ85パーセント前後。だから、社員割引できる余地はほとんどない。割引制度がある代理店でも、せいぜい10パーセント程度だ。

しかも、代理店の社員は仕事が忙しい。まとまった休みがなかなかとれないため、利用する暇もなく、割引の恩恵などあってないようなものだという。


花屋の売り上げはサンパチに伸びる

花屋は例年3月と8月に売り上げが伸びる。これは「御先祖様」のおかげである。まず、3月に花がよく売れるのは、お彼岸があるから。お彼岸の前後、ご先祖の墓、仏壇に花を供える人が増える。

一方、8月に花がよく売れるのは、お盆があるから。この国で花を贈られるのは、もっぱらご先祖様というわけである。だから、花屋というビジネスを軌道に乗せるには、ショッピング街よりも、霊園のそばに出店したほうが、成功率ははるかに高くなる。


四つ葉のクローバーがどんどん増えているわけ

幸運を呼ぶといわれる四つ葉のクローバーだが、最近は、この四つ葉のクローバーを使ったグッズが、たくさん出回っている。アクリル樹脂に本物の葉っぱを閉じ込めたアクセサリーなどだが、これは、四つ葉のクローバーが商品化できるほどたくさん見つかるようになったからだ。

クローバーはマメ科の「シロツメクサ」で、ふつう葉は三枚ある。それが四枚になるのは、突然変異による。四つ葉のクローバーは、そうした遺伝子情報をもっており、その遺伝子を受け継いだ個体も、四つ葉が出やすくなる。

そこで人為的に交配を繰り返し、四つ葉どころか五つ葉や十八枚葉まで生み出した人もいる。こうして四つ葉が出やすいクローバーが生み出された。その株からはかなりの確率で四つ葉がとれる。

ということになると、ありがたみが薄れてしまうような気がするが、商品化は、そんな品種改良が支えていたのだ。


三年に一度、一日焼けサロンが流行るわけ

日焼けサロンは、季節や天候に関係なく、室内で肌を焼けることが売りのビジネス。ところが、その売り上げは天候に大きく左右される。長梅雨の年は客入りが多く、空梅雨の年は客入りが悪くなるのである。

その理由は、長梅雨の年は、屋外プールや海で日焼けできない人が続々と訪れるから。一方、空梅雨の年は、梅雨明け宣言前から真夏のような晴天がつづく。すると、六月中から海や山で肌を焼く人が増え、日焼けサロンでお金をかけて焼こうというお客が少なくなるというわけ。

気象データによれば、日本には三年に一度は冷夏が訪れる。というわけで、日焼けサロンは三年に一度は繁盛し三年のうち二年は客の入りが悪くなる。
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