2013/11/26

そうだ、京都に行こう9  旅行

最後の目的地である無鄰庵は、南禅寺から750mほど離れた所にあり、歩いて15分ほどの距離に位置しています。

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この時点で時刻は大体16時くらいになっていたので、ゴールデンタイム終了間近。

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無鄰庵の入り口へ到着。

ここは初めて訪れるのですが、全国的には知名度は低いようなのですが、
紅葉の隠れたスポットとして地元人には有名みたいです。

ただ、京都へ来る前日にTVで隠れた名所として大々的に特集・紹介されてしまった為、
普段よりも拝観者の数が3倍近く多くなっていたそうな;。

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この無鄰庵、元々は元老である山県有朋の別荘として造られたモノらしいのですが、
昭和16年に京都市へ寄贈され現在に至っています。

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建物は簡素な木造2階建の母屋と藪内流燕庵を模してつくられた茶室、そして煉瓦造2階建ての洋館の三つから構成されています。

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明治の時代に建てられただけあって、古さ意外にも趣みたいなモノを感じました。
縁側にただ座っているだけでも、タイムスリップしたかのような錯覚を覚えます。

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1903年(明治36年)4月21日、元老山縣有朋・政友会総裁伊藤博文・総理大臣桂太郎・外務大臣小村寿太郎の一同がここに集まり、
日露開戦を巡る重要な会議である世に言う無鄰庵会議が開かれ、その翌年2月に日本は日露戦争へ突入していくわけなのですが、
ここで日本の命運が大きく動いたと言っても過言ではありません。
見方によっては、日露戦争は第0次世界大戦(日本・イギリス・アメリカ・ロシア・ドイツ・フランスを巻き込んだ為)だったという見解もあるので、
ここで下された決断の影響力は近代史において決して小さくなかったはずです。

その後の日本の戦績は華々しいモノ(※下記に注釈有り)で、
これがきっかけとなり日本は世界の列強国の仲間入りを果たし、紆余曲折を経て第二次世界大戦へと歴史は動いていくわけですね。

もしここで行われた会議で、ロシアとの戦争が回避されていたならば、一体どのように歴史は動いていたのでしょうか。


(※注釈・日本の日露戦争における主な戦績と顛末)
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・乃木希典率いる日本陸軍によって203高地を奪取した後、難攻不落と言われた旅順要塞を陥落。
・日本軍25万、ロシア軍32万という数的不利な状況下の奉天会戦にてロシア陸軍を北方へと退却させる。
・東郷平八郎率いる連合艦隊が、日本海海戦(対馬沖海戦)にて世界最強艦隊であったバルティック艦隊を撃滅。

・その結果、アメリカ仲介のもと両国はポーツマス講和条約を結び、朝鮮・満州の日本の権益確保が確定。
・日露戦争で日本は20億円の戦費を費やし、国債を発行してイギリス・アメリカ・ドイツ・フランスが購入、昭和61年にようやくコレを完済。
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これだけ書くと圧勝したようにも見えますが、実際は持久力に乏しい日本のギリギリ判定勝ちのようなものだったと聞きます。
それでも世界最強クラスの陸軍と海軍を保有する大国相手に、ちょっと前まで鎖国していたような小さな島国が勝つなんて誰が予想できたのか。

にしても、当時イギリス制の最新鋭艦を導入していた日本海軍は本当に強かったのでしょう。
丁字戦法用い日本海海戦においては砲弾命中率10対1という驚異的な差を叩き出し、
無敵艦隊と呼ばれたバルチック艦隊総数38隻をたったの4隻にまで、損耗させるという壊滅的な打撃を与えています。

艦これブームに乗じてほんの少し勉強してみましたが、六六艦隊計画によって建造され、
日露戦争で活躍した旗艦-戦艦三笠(英:ヴィッカース社製)が、
未だに横須賀市の三笠公園に記念艦として保存されていたりします。

ざっくりと言えば、三笠は太平洋戦争で艦齢のもっとも長い戦艦であったにも関わらず、
最も戦果を上げた高速巡洋戦艦金剛(同ヴィッカース社製)の大先輩にあたる艦であり、
マストにZ旗を翻し「皇国ノ荒廃、此ノ一戦ニアリ」という有名な信号も出した、
世界的にも有名な名戦艦なので、そのうち見に行こうかと思ってます。

何かいつの間にか話が大きく逸れてしまいました、すいませんorz この辺で割愛とします





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無鄰庵では、お抹茶も飲む事が出来ます。美味しかったです。
寺院とは、また違った空気感があって、何時間でも縁側に座りながらボーっと出来そうな場所というか、
時間の経過を忘れさせるようなそんな場所ではないでしょうか。

寺院巡り以外の京都観光を考えている通な人にはオススメです。

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庭園がまた大変広くキレイでした。紅葉も美しかったです。

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美味しい抹茶を飲みながら、ただただ景観に目を奪われながら、時間を無為に過ごす。
そんな贅沢な時間を提供してくれるので、つい長居してしまうかもしれません。

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「和」ですね。

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夕暮れまで、残り時間わずか。
夕やけも良い感じになってきたので、庭園の散策開始。

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本当に、これが個人の所有物だったのか?;、と思わず疑問に思うレベルで贅沢な趣向が凝らされており見応えがあります。

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日が低くなるにつれて光の当たる部分が限られてくるので、木々の間を抜けて光の筋が紅葉を照らしてました。

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「もう直ぐ散ってしまうと分かっているが故に、美しいと思ってしまう」と、
隣に居た老夫婦が感慨深そうに仰っていましたが、言葉の重みが違うなーと_(:3」∠)_ カッコイイ

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この時期、光がこの角度で当たるのは、本当に短い時間なので見れて良かったです。

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無鄰菴は周囲を木々で囲まれているので入ってくる光の量が丁度良く、
ひょっとしたらこういうのも計算に入れて、手入れが行われているのかもしれませんね。

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刻々と日の位置が落ちてくるのが、秒単位で分かります。

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ちょっと目を離すと、先ほどよりも日の位置が下に。

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日が沈むにつれ冷たい風がほんの少しずつ吹き始めていました。

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日本を描くということは、千の色を描くに等しいと言う言葉をどこかで聞いたことがあるのですが、
そんな言葉を意識しないわけにはいかない、ここではそんな時間を過ごした気がします。

さて、今回はここまで。
ようやく次回で京都の写真は載せ終わりそうです。

それでは、また次の更新でっ!ノシ


↓撮影機材↓
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・CANON EOS5D Mark2
・CANON EF17-40mm F4L USM
・CANON EF135mm F2L USM

・FUJIFILM X-E1
・XF35mm F1.4R

・KENKO 77 PRO1D プロテクター(W)ワイド
・KENKO 72 PRO1D プロテクター(W)ワイド
・KENKO 52 PRO1D プロテクター(W)ワイド
・KENKO Step Up Ring 52-58mm
・HORUSBENNU HD-L58メタルフード&インナーレンズキャップ
・HAKUBA KST-38NNCCM
・GARIZ Genuine Leather Camera Half Case XS-CHXE1BK
・GARIZ Screw Type SOFT BUTTON XA-SB4
・LENSMATE FUJIFILM X-E1 Thumbrest silver

・ColorChecker Passport

・Lightloom4.4
・Digital Photo Professional ver.3.11.26.0
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タグ: 旅行 スナップ 京都



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