シェーンハイト
2014年6月24日更新分(キャロHPより)
「こちらに移動してきてからもつぶさに状態の確認を行ってきましたが、一向に良化の気配が見られません。股関節は馬体の中でも深い場所にあり、レントゲン検査を行うことが難しい部位ではありますが、時間の経過とともに見られる筋肉の落ち方やトモ脚に体重がかけられない歩様などの状況から推察するに骨盤骨折を発症している可能性が極めて高く、競走に供することは難しいと言わざるを得ません。早期入厩からゲート合格までスムーズで将来を嘱望された存在なだけに何とかしたかったのですが・・・。力になれず申し訳なく思っています」(空港担当者)
「空港牧場での育成がスムーズに進み、早期の入厩を検討できる状態ということから早いタイミングで美浦トレセンへ入れさせていただきました。競馬を目指して動かしていくとまだ幼さも感じられて、体力的にこのまま進めていくと堪えそうだったため、ゲート試験合格後はノーザンファーム天栄でまず疲れを取り、それから乗り込んで基礎体力を高めてもらうようにお願いしていました。順調であれば夏のうちのデビューも考えたかったのですが、その途中でアクシデントからトモを傷めてしまったとお詫びと報告をもらいました。天栄にも空港にも行きましたし、今日も空港牧場へ行きましたが、筋肉が極端に落ちてしまい、左右の差がはっきり分かるくらい状態が芳しくないとのことでした。当初はだいぶ時間がかかるかもしれないという話ではありましたが、これまでの様子から期間内に競馬を考えていくことは難しいだろうとの判断になりました。人に従順ですごく性格のいい仔でしたし、いい競馬をしていければと思っていたのですが、このようなことになり誠に残念です。楽しみにされていた多くの会員の皆さんのお気持ちを思うと本当に申し訳なく思います」(斎藤師)
夏前の入厩を果たし、ゲート試験をパスしてからは牧場でさらに乗り込みを進めて、可能ならば夏競馬でのデビューも検討していました。しかし、アクシデントからかトモ脚を傷めてしまい、その後の状態の推移や現状を元に考えると競馬に供することは極めて難しいと言わざるを得ません。そのような現在の状態を踏まえて斎藤誠調教師と協議を行った結果、ここで現役続行を断念して中央競馬登録を抹消することになりました。会員の皆様には残念なことと存じますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。なお、本馬に出資されています会員の方へは、後日書面をもってご案内いたします。
このような結果になってしまい非常に残念ですね

せめてお母さんになれるように全力で治療していただきたいです

お疲れ様でした

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