ゴルトブリッツ
2012年8月24日更新分(キャロHPより)
「昨晩飼い葉をつけた際にはいつものゴルトと変わらず与えられたものを食べに行くまでは確認していたのですが、今朝3時前にスタッフが厩舎に来たところ飼い葉を残しており、馬体には発汗が見られ落ち着かない様子であったことから、これはおかしいということですぐに診療所へ運びました。腹部のエコー検査を行ったところ、腸が捻じれており、破れている場所があることも分かりました。なんとか助けてやりたいと思いましたが、実際のところはすでに手の施しようがない状況となっており、これ以上馬を苦しませるわけにはいかないと判断し安楽死の処置を取らせていただきました。皆さまの大切な馬を預からせていただき、細心の注意を払っているつもりではおりますが、結果としてこのようなことになってしまい、心よりお詫び申し上げます」(NFしがらき担当者)
脚元がなかなか固まらなかったことや、ちょっとした運のなさで未勝利戦があるうちに勝ち上がることができず、いったん地方へ転出してからの再出発でした。苦労に苦労を重ねこの春にはとうとう帝王賞を勝利するまでに成長し、ダート界の頂点に立ちました。夏場にしっかりと充電しこの秋はさらなる活躍を期待していただけに突然の出来事に言葉がなく、会員の皆さまのご心中いかばかりかとご拝察申し上げます。これまでの皆さまのご声援に感謝するとともに、このような結果となりましたことを深くお詫び申し上げます。なお、本馬に出資されている会員の方へは追って書面をもちまして引退のご案内いたします。
この事実を知ったときは目を疑いました。
何気なくゴルトブリッツの掲示板を見てみたら「安楽死」の文字が・・・
キャロHPを見てみると上記のコメントがアップされていました。
いろいろな掲示板やコメントを眺めていたらだんだん目の前が真っ青になってきて涙が出そうになってきました。。。
今でも信じられません。
ようやくG1を勝ってこれからのダート界を引っ張って行ってくれると信じて疑わなかったので、こんなことになってしまったのは非常に残念です。
しかし良くも悪くもゴルトブリッツにはいろいろなことを経験させてもらいました。
未勝利を勝ち上がることの難しさ、地方への転厩、初めての重賞制覇、初めてのG1制覇、安楽死。。。
実質初めての出資馬でこれだけのことを経験させてもらったので本来であれば言うことはないのですが・・・最後の安楽死だけは余分ですね。
通常であれば引退しても会いに行けるのですが会いに行けません。
もうあのきれいな馬体を見ることはできません。
残念です。
きっと私の心には出資してから今までの出来事は一生残っていると思います。
いろいろ夢見させてくれてありがとう。
心より冥福をお祈りいたします。

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