2016/7/27

カナダの州  Vancouver Now
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(By TUBS - Own workThis vector graphics image was created with Adobe Illustrator.This file was uploaded with Commonist.This vector image includes elements that have been taken or adapted from this:  Canada location map.svg (by Yug)., CC BY-SA 2.5-2.0-1.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=15951609, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=15951609

7月の第1週の月曜日はCANADA DAYと呼ばれるカナダの建国・独立をお祝いする祝日でしたが、8月の第1週の月曜日は「州の日」と呼ばれています。

カナダの多くの州がこの日を祝日として設定しています。

バンクーバーのあるブリティッシュ・コロンビア州も例外ではなくこの日をBC DAYと呼んで祝日としています。

ということで今日はちょっとだけ州のお話。

カナダには10の州と3つの準州があります。上の図の赤い部分がブリティッシュ・コロンビア州です。

日本語ではアメリカの50州もカナダの10州も同じように「州」と訳されますが、英語ではアメリカの州は「STATE(ステイト)」、カナダの州は「PROVINCE(プロビンス)」です。

「STATE」と「PROVINCE」は意味合いも少し違います。

「STATE」も「PROVINCE」もどちらも地域を分けるための呼称として使われますが、「STATE」は必ずしも中央政権に従うわけではなく中央からかなり独立しているのが特徴です。

アメリカの他にもインド、ドイツ、マレーシアやオーストラリアなどが「STATE」を使っています。

一方「PROVINCE」は中央への従属度が高く、中央の決定によっては統合や廃止などが行われる可能性を「STATE」よりも高く秘めています。

カナダのほかにもロシア、インドネシアなどが「PROVINCE」を使っています。

とはいえカナダの「PROVINCE」は「STATE」に近い特性を持っていると言われていてそれぞれの独立色も強いです。

カナダの3つの準州は「Territory」と呼ばれます。上の図の、カナダの北側にある3つの地域が準州です。

準州と州は何が違うのかというと、準州は土地の広さだけで見れば3つの準州でカナダの40%の土地を占めますが、人口を見るとこの3準州を合わせてもカナダ全体のたったの3%に満たないです。

政治的にも州は独立した政治機関を持つのに対し、準州の自治は限定的です。地理的、人口的、経済的な事情により中央に頼らざるを得ない状況なのでこれは仕方ありません。ですがカナダ政府によって準州の自治も推し進められ昔に比べるとかなり州の自治制に近い体制になってきているようです。

さて、話は変わりますがバンクーバーのあるブリティッシュ・コロンビア州の名前の由来について調べてみました。

ブリティッシュ・コロンビアという名前は19世紀に英国のビクトリア女王によってつけられました。(その頃はまだ州ではなく植民地でしたが。)

この土地を流れるコロンビア川から取られた名前です。ではなぜ単純に「コロンビア」という名前ではなかったのでしょうか。

その理由は、このコロンビア川がカナダからずっと南にアメリカまで続いて流れている川だったからです。

アメリカ領とイギリス領を分ける意味でBritish(英領)Columbiaと名づけられたそうです。

ロッキー山脈もアメリカ、カナダをまたいだ山脈なため、カナダ側はCanadian Rockiesと呼ばれます。

地続きの国ならではですね。

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