12月奈良県議会での代表質問の内容をお知らせ致します。
開幕が間近になってまいりました平城遷都1300年祭についてお伺いをいたします。
平城遷都1300年祭の中でも主会場である平城宮跡を舞台に、国内外から数多くのお客様をお迎えして実施される様々な行催事は、日本における奈良の持つ意味を世界に発信をする契機となると思います。この時期に、小中学生をはじめとする若い世代が平城宮跡に集い、交流をし、平城京の時代ををしのび振り返りながら、往時の政治や経済や、そして生活がどのように行われていたのかを学び、それを礎とし未来を考える時間を持つことは、日本人の将来にとって大変意義深いことであると思います。県内はもとより、県外から訪れる小中学生が日本の歴史文化を楽しく学ぶために、どのような取り組みを進めておられるのか知事にお伺い致します。
それに対して知事は、1300年祭で大極殿などの復元施設が整備される平城宮跡において、そのメーン会場になりますが、県内外、海外から多くの来訪者を迎える事になります。日本の礎が築かれた時代に思いを馳せ、歴史に学ぶことのできるよう様々な行催事を展開する予定です。宮跡を周遊しながらパネルや音声解説により当時の出来事などを学ぶ展示をはじめ、小中学生にも歴史文化を楽しく学習して頂くための体感体験ができる取り組みを数多く計画しています。平城京歴史館においては、遣唐使船の復元やテーマ展示、バーチャル映像により往時の平城京の様子や東アジア交流の歴史をわかりやすく解説する予定です。参加体験型学習プログラムとしては小中学生が優先的に体験できるよう、修学旅行、校外学習等の団体は平城宮跡会場でイベントが始まる前に先行して受付ける事とし、現在、修学旅行については既に受付けを実施しています。校外学習については近く誘致促進のパンフレットを作成、配布し、学校への説明会についても実施する予定です。としました。
奈良県会議員 おぎたよしお
http://www.ogita-yoshio.com

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