2010.10.22
帯解地区女性消防団の方と社会見学
帯解地区女性消防団の皆様と共に兵庫県立広域防災センター視察に参加しました。
本センターは阪神・淡路大震災を教訓に広域防災拠点ネットワークの中核として県内地域をカバーする総合的な機能とともに、災害時には県の広域防災拠点と各市町の地域拠点やコミュニティ防災拠点が連携し、迅速かつ効果的な応急対策が実施される施設であります。
平常時は地域の防災力を高めるための研修を行っており256haの敷地(甲子園球場64個分)に宿泊棟や教育棟、学習管理棟、屋内訓練場、水難訓練場、補助訓練棟、主訓練棟、グラウンド(操法訓練場)、グラウンド(大規模災害訓練場)、ガレキ救助訓練施設、防災ヘリポート等がならんでいます。
今回の視察では煙避難体験と地震体験を行い消防学校での訓練を見学しました。
煙避難訓練では煙(水蒸気)の充満した迷路室での避難訓練を体験し、改めて火災現場の状況の恐ろしさを認識しました。
また、地震体験では起振車に乗車し、地震の揺れを体験しました。
東南海地震が30〜40年内に必ず起こるといわれており、2004年のスマトラ沖地震やチリ地震における津波被害等、地震に対する対応の必要性は高まっておりこのような広域な防災センターの重要性を改めて感じました。

迷路室での煙避難体験

起震車に乗車し地震体験

消防訓練見学


兵庫県立広域防災センターにて

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