2013/11/13


夕方
ブログをひとつ書いてホームページへ送り飛ばした
久しぶりに書いたら
つい力がはいって長い文章になってしまった


いつも
古いタイプの携帯で文章を書くので
全体が見渡せなくなる
まあ いいか

書き送ったら急に喉が乾いて
車を降りて目の前の市場に飛び込んだ
リンゴ売り場に直行

赤黒い余市産のリンゴを二個買って表に出た
シャツで表面のロウ分を入念に拭きとり
ピカピカに磨いて
夕空にかざして
くるりと眺めてからかぶり付いた

美味しい!
噛むほどに 皮から旨みが染みてくる
リンゴは皮が無ければつまらない
ナイフで綺麗にカットした果肉は
鋭角な切り口や 平らな面が口の中でちっとも面白く無い
咬み始めてようやくリンゴになる
噛ますにいたら単なるカットしたモノだ

それに比べて
まるごとかぶり付いたリンゴは
その瞬間
《リンゴ》として口中に飛び込んで来る
フレッシュジュースをほとばしりながら
かみくだいた複雑な果肉の形から
甘酸っぱさと皮の香りが口いっぱいに広がる
噛みくだいたどんな複雑な形でも
それが自然な形なのか
うまく頬の中に納まる
なるほど
自分の口の大きさで噛み砕いたからか


初めの一口はこの林檎玉との出会いだ
酸っぱいとちょっとビビる

今日 車の中で食べたリンゴは
11月の冬空の味がした
少し熟成が始まった頃だ
爽やかな酸味が嬉しい

丸かじりすると
リンゴの本性が現れる
冬を過ごして芽吹いた北国の果実だ

《林檎》の元気な味がする

ああ 林檎なのだ

2013.11.13
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