2021/8/25 | 投稿者: kayo

だいぶ疲れが取れました


すぐに疲れが取れないあたりがつらいですが、以前、風神雷神の巨大壁画を10日間ぐらいかけて描いたときは、疲れがひと月以上経っても全然抜けませんでした。それぐらい体力を使いました。

同じ轍を踏まないように今回は毎晩ストレッチをしたりして体調管理にはかなり気をつけました。それに先週は気温が低かったのも救いでした。先々週までは熱中症になりそうになって何度も休憩してましたから。


先週の制作の様子の写真をアップします。

ほとんどが仕上げ制作だったので、壁画がどう進んだのか見た目にはわからないと思いますが

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最後の追い込みは自分でいうのもなんですがすごい集中力でした。何回も現場監督から休憩の指示が入りました。



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確認のために途中で防護用のメッシュをはずしたところ



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LEDの電球色のスポットライトで照明の当たり具合を検討しているところ。
ここは倉庫なので建物完成後は機械が入るので上からの照明がなくなるらしいです。またライトは向かって左側からしかつけれないそうです。(なので倉庫が出来上がったら壁画がどう見えるのかドキドキです)



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塗装をするときは、まずやるところを決めて、マスキングテープで囲って使用する塗料だけを持参すること>塗装工さんさんから学んだこと。



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塗っている私


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マスキングテープを剥がすときは下地がはがれないように慌てずゆっくりと>塗装工さんさんから学んだこと、その2


(なのでマスキングテープはお任せしました


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キリストペンギンのクチバシの黄色をきれいに修正してくれているところ


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かわいくなりました


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7割方下地を塗ってくれた塗装工のMさん(絵の部分はNさん)は先週後半は暇になったのでぼんやり昼寝w

最初の頃はもう私が塗るところがないのかと思われましたが、塗装工さんはやはり看板が専門。絵画としての仕上げは私がしないといけませんでした。ある意味よかったです


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仕上げに夢中になる私w







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ついでにペテロのナイフも仕上げました。



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明日、最終チェックと手直しに行ってきます。

ここまで来るのに9ヶ月…完成までいよいよです


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2021/8/21 | 投稿者: kayo

今週は仕上げだったので怒涛の制作の日々でした

とても疲れたのでブログUPはまた後日にします。
すみません〜へとへとです…


確認のために網を外してもらった写真をアップしておきます。
まだ手直しはあるとは思いますが、だいたいは終わりました。

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2021/8/16 | 投稿者: kayo

昨日は下書きの途中でアップしておりました
慌てて取り下げましたが、昨日読まれた方も今日もまた読んでください
(ほぼ同じ内容ですが

つづきです。


文字は直接自分で下書きをしました。
看板を専門に手がける塗装工のMさんに「文字はこう書くんや」とかなり修正されました
文字にもやはり押さえないといけない細かい決まりがあるそうです。



でもこだわるところはこだわりました。なにせサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会内部の再現ですから笑 特にCとOとM。これは今の書体ではこうは書かないそうです。



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上書きの様子



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上の部分だけ網を外してもらいました。よく見えます。


ボルト
BULLONE

プラスねじ
VITE A CROCE

マイナスボルト
VITE MENO

(イタリア語)



ちょっと不思議文字かもしれませんが、16世紀イタリアのフォントということで。


完成まであともう少し。ここからが大変かもしれません。

また明日から現場入りです。


とにかくがんばろう〜


制作で疲れきってなかったら次の週末にブログをアップします





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2021/8/15 | 投稿者: kayo

大雨が甚大な被害をもたらしています。
テレビを見るのが辛いです。



さて前回のつづき

壁画を描いている建物は3階から6階まで吹き抜けです。
壁画は4階部分から6階部分に描いています。
建物の構造上それぞれの階の境目に高さ45cm×奥行き40cmほどの梁が出ているということなんです


壁面がまったくの平面でないことにショックをうけたのですが、たまたまデザインが3部構成だったのと、本来の教会内部の「最後の晩餐」の上にあるレリーフ部分もねじとペンギンで再現して描く予定にしていたので、それを上下の梁に描くことで問題はなんとか解決しました。


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こういうのを怪我の功名っていうのでしょうか。ちゃうかな?

最終デザインはこちら

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一番上の山みたいなところは文字に変更したから正確には最終ではないですね



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実際にはこんな感じ


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梁の出っ張りがうまい具合にレリーフ部分を浮き立たせてくれます。



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レリーフは塗装工Mさんが集中して描いてくれてはるんで声がかけられません



先週は文字入れもしました。それはまた明日アップします




拍手コメントの方へ  建物の全体が完成したら見学ができるそうです。

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足場がじゃまですが、この写真が5階の見学場所からみたところです。ここからご覧になれます。


また決まり次第お知らせします。












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2021/8/14 | 投稿者: kayo

今日はあちこちに大雨特別警報がでています。
こちらは今晩あたりからだそうでとても警戒しています。

お盆にこれだけの雨が降るのは珍しいです。いつもなら家族そろって墓参りに行くのですが日延べすることに。ご先祖様がまだ地上にとどまっておられますように。

さて、制作再開日に取材を受けましたが、その様子の一部がYouTubeに公開されています。6分ぐらいまで映っています。



(自分の声を聴くのはとても恥ずかしい…


10日からの制作の様子の前にまたよもやま話のつづきです。


以前も書きましたが、壁面がたて長なので画面がよこ長の「最後の晩餐×ペンギン」だけだと上下に空きができてしまうので、レオナルド・ダ・ヴィンチの本来の作品があるイタリアのサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会をも表現しようと思いました。


当初はその教会内部のように絵の真下から見学できるものと思ってデザインを考えていたのですが、何回かやりとりをしていくうちに、見学は絵の向かって左手前の、しかも4階から6階を巡って見学するということがわかりました。(倉庫は3階から6階の吹き抜けです)


例によって模型をつくりました。
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壁画に関しては横から覗き見るイメージです。
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わかりますか?



それでデザインした当初の下書きがこれです。

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模造紙を2枚ぐらい張り合わせたものにひと月ぐらいかけて描きました。

で、これを持って意気揚々と関係者がそろった初の打ち合わせに出かけていったところ衝撃の一言が


「壁面には梁が2箇所ほど手前に40センチほど出ているんで、上から下まですべて平面ではないんですわ〜」(たぶんこんな言い回し…)



マジ!?


つづく
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2021/8/9 | 投稿者: kayo

オリンピックが終わりました。パラリンピックまでコロナ感染が少しは落ち着いているといいのですが

今日8月9日は76年前に長崎に原子爆弾が投下された日でもあります。私も11時2分には黙とうをさせてもらいました。



最後の晩餐×ペンギン巨大壁画は先週の金曜日から私も現場入りをしました。金、土曜日の写真をまとめてあげておきます。


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プロの塗装工さんの道具に感心しきり




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下にいてると塗装工のMさんから呼び出しの電話がかかりました



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仁王ペンギン阿形(あぎょう)



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仁王ペンギン吽形(うんぎょう)



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暑い中ご苦労さまです。




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チョークで修正を入れました。



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ちょ待てよ(なつかしい)


ペンギンに指がある!


塗装工さん修正をお願いします〜


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修正されました


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金曜日は地元のニュースサイトから取材を受けました。
(記事になったらまたお知らせします)


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足場の上で一番上のねじの横に入れる文字のデザインを考えています。イタリア語で「ねじ」のつづりを調べるも、これがまたややこしい。イタリアではプラスねじやマイナスねじ、ボルトの言葉の決まりがないらしいのです。最終的には書きやすい長さのつづりにしました。


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一番上の足場から見た建設中の倉庫の様子



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「最後の晩餐×ペンギン」が足元にある不思議さ



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キリストペンギンと対座できるのも足場のある今のうちです。
至福の時間



その足元といえば…

(高所恐怖症の方は閲覧注意です

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また明日から現場入りです。頑張ってきます。


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2021/8/5 | 投稿者: kayo

前回からつづく


当たり前のことではありますが、ねじを観察していて、ねじの溝の部分がぐるぐると螺旋状になっていることを再発見しました。 


実はこの私、突然ですが昔からこの「螺旋状」に生きることを人生のモットーにしています。


大学で曼荼羅についての講義を聞いていた時のことです。

ありがた〜い仏教の話と教授の口調がそれはそれは心地よく、睡魔を呼び寄せてしまったので講義の内容はあまり覚えていないのですが(まだ学生だったから許してください


「曼荼羅は螺旋状に運動する宇宙である」

という話にはっと目を覚ましました。



曼荼羅は螺旋状に渦を巻くように周りから中心に向かって(もしくは中心から周りに向かって)仏像を見ながら教義を解釈していくもので、すべてを見終わって始まりに戻ってきても、それを見ている自分は以前の自分ではない。曼荼羅の世界観を理解した新しい自分がそこにいる。そのような螺旋状の運動は決して一つのところにとどまることはなく、宇宙のように無限につづく…


私はこの講義の内容を自分なりにそう理解しました。
(半分ぐらい眠っていましたが



曼荼羅を人の生死を描いたものと解釈する方がよくおられるのですがそうではないんですよね。輪廻の思想が反映されているとは思いますが、ぐるぐると螺旋状にまわる無限の宇宙を表現しているんです。曼荼羅をみてその世界観を体験することで常に新しい自分に生まれ変われるんです。


誰でもそうだと思いますが、私は雑事に追われ周りに振り回されることが多くて遠回りばかりしている人生です。そんな時は「人生は螺旋である」と思うと気が楽になるんです。遠回りして戻って来ても今の自分は絶対に以前の自分ではない。螺旋状に少しづつ前進している。今日もまた新たな気持ちでがんばろうって。


すみません。ブログも螺旋状に脱線しました。


で、「ねじは螺旋」に気づいたので、


螺旋といえば曼荼羅


曼荼羅といえば宇宙


そうだ


ねじとペンギンで宇宙を表現しよう


に至りました。

単純www


それでこうなりました。ジャーン

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ねじ×ペンギン×曼荼羅
です(まんまですね笑)


以前にも書きましたが、洋の東西を問わず共通の中心を持つ円と正方形は宇宙を表現します。レオナルド・ダ・ヴィンチの時代ルネサンスでも円と正方形のデザインは多く用いられました。


またうまい具合にねじ山は正円なんですよね(変化をもたせて六角ボルトを描きましたが中は正円


さらにその左右にねじやドライバーを持ったペンギンを仁王像のようにねじ×ペンギン×曼荼羅の守護神として配置しました。

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色は古式ゆかしく五色を使うことにしました。


私なりのねじとペンギンによる宇宙表現です。


ちなみに4羽の小さいペンギンがもっているねじたちはうちの家族がそれぞれ好きなものです。CAPボルトが好きだというサンコーインダストリー株式会社の社長さんの意見も取り入れました。


このイラストは「最後の晩餐×ペンギン」の下に描きます。


さて、いよいよ明日は再び現地入り。

暑いだろうなぁ。気をつけて行ってきます






















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2021/8/5 | 投稿者: kayo

よもやま話のつづきです。

「最後の晩餐×ペンギン」の周りにねじを描くことにしたのは前々回書きましたが、私の中に素朴な疑問が生まれました。



そもそも"ねじ”とはなんだろう…




サンコーインダストリー株式会社の社長さんによると6/1はねじの日で、日本に伝わったのは種子島の鉄砲伝来の時。鉄砲の部品に使われていたそうです。

詳しくはぜひウィキペディア検索


Wikiによると木工や農業中心の社会の日本では伝播されたねじを利用発展するすべ、というか必要がなかったみたいですね。


それが『1860年、遣米使節として渡米した小栗忠順は、ワシントン海軍工廠を見学後、西洋文明の原動力は「精密なねじを量産する能力である」と考え、1本のねじを持ち帰った』そうです。


タイムリーなことに、ちょうどこのエピソードがNHKの大河ドラマ「青天を衝け」でやっていました。見られた方はおられますか?


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たった一本の小さなねじでも、歴史を動かす大きな力がある



たかがねじされどねじです。




とまぁ、歴史以外にも構造とか種類とかいろいろねじについて勉強したのですが、


では私はそのねじで何を表現しよう。

ねじの何を表現しようかとまた悩んだわけです。


そんなときはひたすらスケッチ。

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そこで私はあることに気がつきました。


ねじって螺旋やん



つづく…








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2021/8/4 | 投稿者: kayo

やはりというか思った通り大阪は緊急事態宣言となりました

そんな中でも無事に塗装工さんたちが関西に戻ってきてくれたので制作再開です。よかったよかった

昨日は塗装工のMさんと今後の制作の打ち合わせを現地でしてきました。



打ち合わせでは主に私の要望を理解してもらうことが大事になります。
意思疎通というのはとても難しいので、いろいろ資料を準備してのぞみました。


しかし塗装の熟練工のMさん曰く「こんな壁画は大きいうちにはいらへんで。わしはもっと大きいのをいつも描いとる」


屋根やら屋上やら大きな看板文字書を生業にしてはるので、私にとっては大きい幅約5.5メートル×高さ約9メートルもなんてことなくてすぐ描けるらしいですsikusiku

なので、むしろかなりアドバイスをいただいかも



打ち合わせ内容で特に難しかったのがイメージした色と実際の塗料の色との擦り合わせです。


小さな色見本を見て決めるので、それが大画面になったときにどうなるのかあまりよくわからなくて…こちらもかなりご指導いただきましたhahaha

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今後は頼もしい塗装工さんたちにうまく自分のイメージを伝えるのが当面の仕事となりそうです。


が、がんばろう私


(お願い塗らせて…orz)







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