
FLL全国大会お疲れ様でした。
振り返りを書こうと思いながら、更新が遅くなってしました。
全国大会も終わりましたので、少し思いのままに振り返りを書こうと思います。
私はこのFLL(ファーストレゴリーグ)の大会が非常に好きです。知らない人のために、このFLLについて説明しておくと、この大会では3つの要素に「コアバリュー」「プロジェクト」「ロボット」を競います。
つまり、ロボットだけが良くても勝てないのがこの大会の見どころです。「プロジェクト」は自分達で研究テーマを決め、解決していく、まさに実用的な研究です。そして、コアバリューは「核となるもの」、つまり「チームメンバーとの関わり」や、「普段の時間の使い方」、「目標に向かうプロセス」など、チームとしてのすべての要素が含まれます。
”ロボットだけでは勝てない” ”自分一人だけでも勝てない” …おもしろい大会だと思いませんか?…これがFLLの魅力です。
2013年度 西日本大会9位、全国大会29位
清教学園で初めて挑戦したのは2013年度、全員中1で出場し、右も左もわからないままの戦いでした。それでもとにかく「全国大会に出場したい」その思いを全員がもって挑みました。というのも、その年にはじめてロボット大会に参加を始めたため、どの大会でも結果が出ず、悔しい思いをし続けたからでした。「なんとか結果を残したい」私も含め、全員がその思いを持っていましたね。西日本大会では実力以上の力を発揮し、全国大会枠ぎりぎりで出場権を得ました。その瞬間私も泣いてしまいました。そのような雰囲気をあの時のメンバーは持っていましたね!
2014年度 西日本大会Aチーム11位、Bチーム14位、2015年度 西日本大会12位
そこから2014年度、2015年度は悔しい時期が続きましたね。参加チーム数も増え、またまわりのレベルが上がっているためか、なかなか全国大会に届かない。届きそうで届かない大きな壁がありました。実力は上がっているはずなのに、なかなか上手くいかない。特に上級生にとっては辛い時期だったと思います。
2016年度 西日本大会4位、全国大会11位
私自身、今年度は特に思い入れもありました。現中3は大きな役割を果たしてくれたにも関わらず、「全国大会出場」に届いていなかったので、なんとか全国の舞台に連れて行きたいという思いはありました。スケジュールを早め、今まで以上に準備をし、やれることはすべてやってきたと思います。全国大会の舞台でも「世界大会に出場する」という皆さんの強い気持ちには本当に感動しました。特に、今まで全国大会に出場できなかったり、全国大会では戦えなかったチームが、「世界大会を目指す」という意識に全員がなっていることが本当に素晴らしいと感じています。
今回は世界大会には届きませんでしたが、私から皆さんには「本当に十分。十分よく頑張った。」とコメントさせていただきたいと思います。憧れだったFLLのトロフィーが1つ手に入りましたね。いずれはこのトロフィーが並び、「これが1番はじめに獲得したものだよ」と後輩たちに教えてあげたいですね!!
来年は絶対に行きましょう!世界大会!