前回投稿の記事ではSSTのロボットサイエンス部の施設について少しご紹介させていただきました。もしかすると設備や機材に関して羨ましく思うところがあるかも知れません。しかし、今ある現状に不満を言ったところで、それが改善される訳ではありません。部活動5則にもある「ベストを尽くす」今ある環境の中でできることを考えて欲しいと思います。また、SSTの学校では設備や機材だけがすごいのかと言うと、そうではありません。生徒一人一人の意識の高さに驚きました。
下の写真はロボットを作る時のイメージシートで、皆さんと同じ年代の生徒が書いたそうです。わざわざこのシートを見せてもらった訳ではなく、このようなシートがいくつもあちらこちらに置かれていました。常に紙に書いてまとめ、次は何をするべきかというプランをまとめたり、以前はどのようなことをしていたかという振り返りをしているそうです。うちの理科部の皆さんは行動力やアイディアは有りますが、このようにまとめるという作業をしている人は少ないかも知れませんね‥。

また、プレゼン能力の高さについても驚かされました。清教理科部員もプレゼン能力は非常に高いと思いますが、それはプレゼンの準備をしていればの話で、急に質問などされると答えるのに戸惑ってしまうことが多いように思います。ここでは誰に何を聞いても、プレゼンの準備をしていたかのように喋ってくれます。プレゼン慣れしていることと、普段から自分たちのプランについてまとめているので、これだけ喋れるのでしょう。世界で戦える部活動になるにはまだまだ意識を高く持たないと駄目ですね‥
