「ぽぽろスクエア」は堺市に隣接する松原市天美我堂にある障がい青年が通う学びの場・自立訓練事業(生活訓練)です。特定非営利活動法人大阪障害者センターが堺(松原)に「学ぶ作業所」をつくる会(現在は「支える会」)と共同して建設し、2012年3月に開所しました。  「ぽぽろ」はイタリア語で「人々」、「スクエア」(SQUARE)は英語で「広場」の意味があります。  ここでは、日常生活・社会生活能力を身につけるとともに、大人になるための文化や地域社会・他の人との関わり方の経験を積みます。そして、何事にも自信を持ち、意欲的・積極的に取り組める「自立した社会人」をめざします。  それらの思いを表わす言葉の頭文字を集めてSQUARE(スクエア)とし、“多くの人が自由に集う広場”にしたいと考えています。  S…study(スタディ・学ぶ)  Q…quintet(クインテット・五重奏)  U…universal(ユニバーサル・万人の・みんなの)  A…accord(アコード・調和する)  R…relax(リラックス・くつろぐ)  E…enjoy(エンジョイ・楽しむ)  私たちは高校や特別支援学校高等部を卒業しても「もっとゆっくり、じっくり学びたい」という障がいのある方や家族のねがいは当然であり、権利として保障されるべきであると考えます。特に青年期は「子どもから大人へ」「学校から社会へ」と移行する大事な時期であり、障がいがあるからこそ時間をかけたていねいな移行支援教育が必要です。「学びの場・ぽぽろスクエア」のプログラムはこの移行支援教育と重なるものがあると考えています。  私たちは特別支援学校高等部に希望すれば誰でも通える専攻科(2年間)の設置を求めて卒後の学ぶ場・専攻科を考える集いを積み上げてきました。「つどい」は大阪障害者センターの子育て・教育部門である大阪発達支援センターぽぽろが事務局を担ってきました。現在は「卒後の学びの場・専攻科を実現する会」として事務局をぽぽろスクエアに置き、大阪府内に運動を広げるセンターとしてとりくんでいます。  このブログは「ぽぽろスクエア」の運営・内容の充実を支え、卒後の学びの場と専攻科の実現をねがって活動する「支える会」(『ぽぽろスクエア』を支える会)事務局(事務局はぽぽろスクエアに置いています)による情報発信・交流の広場です。

2012/9/18

生活設計を考える  

Sさんからの貴重なお話しが届きました。ぜひ読んで下さい。

 昼休みのお話です。
 昼食を終え、A君とホッとしているところへ、遅れてやってきたBさん。
どこへ行っていたか話してくれました。

 進路の授業で障害基礎年金のことを聞いて、取ろうと思って病院へ行ってきたとのこと。はじめに受診した病院はカルテが残ってなくて、2つ目の病院へ。主治医はもういなかったけれどカルテがあり、診察をしてくださった先生が、
申請に必要な書類を書いてくれることになったこと、朝から一人で病院をまわったことを一気に話してくれました。

 そこへ、5月に申請した障害基礎年金がやっと振り込まれて、その一部を銀行で出金して来たC君も話に加わりました。A君は、進路の授業を欠席していたので障害基礎年金のことを知りませんでした。それで、BさんとC君が説明します。

 障害基礎年金は、障害者手帳を持っている人が申請することができ、年金が20歳からもらえるというものです。
「申請してよかった」とにこにこと話すC君、「私ももらえるかな〜」とBさん、そして、二人は「A君も申請したら」とすすめます。
「給料をもらっていても、年金はもらえるし…」「生活がらくになるなぁ」。

 私の方からは「月給が約30万円になると半分に減らされるけれど、それまではもらえるよ」とアドバイス。
「安心やなぁ」と話が盛り上がりました。
 A君も年金がもらえることに気持ちがゆらゆら、「一度、主治医の先生に相談してみる」となりました。

 生活設計を考える青年らしい話題でした。これをどう自分自身の障がい理解に結び付けていくか、そして障害者手帳を持って働くということについて、授業で考えて行きたいと思います。
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