2011/8/25
第2回体験会 行事案内・報告
昨日、今日と「ぽぽろスクエア」の2回目の体験会です。参加された方はのべ11名になりました。第1回目体験会とだいたい同じ内容です。
「日直」も二人が自主的に手を挙げてすんなり決まりました。
自己紹介をしてから書道の取り組みに入りました。
昨日、午前中にとりくんだ書道の作品です。



書道の合間に私は初めての保護者の方に「ぽぽろスクエア」について説明をしてから、建設中の場所まで保護者の皆さんを案内しました。ちょうどお昼時で建設関係の方はいらっしゃいませんでした。地盤を強化するためのくい打ちが終わって、建物の土台の部分の工事が始まっていました。それを見てみなさん、「思ったより広いね」とおっしゃっていました。
これまでも含めて説明会で出される質問の中で共通した内容があります。「子どもたちには学べる期間が延長されることはとってもいいことだと思う。でも一方で、子どもの自立を考えたら、手に職をつけて早く就労した方がいいのではないでしょうか?ぽぽろスクエアに行かせたい気持ちが強まる一方、就労させて厳しい環境においた方がいいのではという君との間で揺れます」と話されます。学校の先生方の場合にはもっと強いのかもしれません。「ですから、自立訓練事業2年間のあとに行くところがちゃんと用意されているのか?」という質問が返ってきます。
皆さんは、どう考えられますか?
そんな場合、私たちは結論を急がず、子どもたち(生徒)自身が試行錯誤しながら考え決めていくことを助ける、或いは子どもたちと一緒に考えてみましょうねと呼びかけています。親や教師の思いが先行しないように、子どもたちの自己決定を尊重しましょうという支援のあり方が問われています。
「学校から社会へ」「子どもから大人へ」の青年期の移行課題は「就労すること」だけではありません。社会生活を送る上での必要な課題・能力は広く深く、「就労」はその一つにすぎないのだし、「就労」を支える力が細かったり、親や家族に依存し続けていたのでは長続きしないと思います。青年期の豊かな教育・じっくりゆっくり自立への力をつけるこそ必要だと考えています。
さて、夜は堺(松原)に「学ぶ作業所」をつくる会の事務局会議でした。
社会福祉法人コスモスさんの研究所をお借りしました。いつもありがとうございます。
9月20日の卒後の学ぶ場・専攻科を考えるつどいでは体験会に参加いただいた保護者の方の意見もお話しいただこうということになりました。
9月20日(火)午前10時〜12時 サンスクエア堺です。駐車場(有料)はあります。講演は坂井清泰先生(電通大教授)です。参加費は無料です。どなたでお気軽にご参加ください。終了後に個別の説明会や相談会も予定しています。
また、第一次利用募集登録の期間が9月1日〜20日までとなりました。定員に達すれば基本的には一次で締め切りとなりますが、申し込み状況をみながら3回目の体験会を12月ごろに計画し、第二次募集(個々の募集は随時可能ですが)期間を決めさせていただく予定です。
なお、募金額は1,400万円に近づいています。まだまだこれからです。奉加帳なども増刷し頑張ろうということになりました。
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「日直」も二人が自主的に手を挙げてすんなり決まりました。
自己紹介をしてから書道の取り組みに入りました。
昨日、午前中にとりくんだ書道の作品です。



書道の合間に私は初めての保護者の方に「ぽぽろスクエア」について説明をしてから、建設中の場所まで保護者の皆さんを案内しました。ちょうどお昼時で建設関係の方はいらっしゃいませんでした。地盤を強化するためのくい打ちが終わって、建物の土台の部分の工事が始まっていました。それを見てみなさん、「思ったより広いね」とおっしゃっていました。
これまでも含めて説明会で出される質問の中で共通した内容があります。「子どもたちには学べる期間が延長されることはとってもいいことだと思う。でも一方で、子どもの自立を考えたら、手に職をつけて早く就労した方がいいのではないでしょうか?ぽぽろスクエアに行かせたい気持ちが強まる一方、就労させて厳しい環境においた方がいいのではという君との間で揺れます」と話されます。学校の先生方の場合にはもっと強いのかもしれません。「ですから、自立訓練事業2年間のあとに行くところがちゃんと用意されているのか?」という質問が返ってきます。
皆さんは、どう考えられますか?
そんな場合、私たちは結論を急がず、子どもたち(生徒)自身が試行錯誤しながら考え決めていくことを助ける、或いは子どもたちと一緒に考えてみましょうねと呼びかけています。親や教師の思いが先行しないように、子どもたちの自己決定を尊重しましょうという支援のあり方が問われています。
「学校から社会へ」「子どもから大人へ」の青年期の移行課題は「就労すること」だけではありません。社会生活を送る上での必要な課題・能力は広く深く、「就労」はその一つにすぎないのだし、「就労」を支える力が細かったり、親や家族に依存し続けていたのでは長続きしないと思います。青年期の豊かな教育・じっくりゆっくり自立への力をつけるこそ必要だと考えています。
さて、夜は堺(松原)に「学ぶ作業所」をつくる会の事務局会議でした。
社会福祉法人コスモスさんの研究所をお借りしました。いつもありがとうございます。
9月20日の卒後の学ぶ場・専攻科を考えるつどいでは体験会に参加いただいた保護者の方の意見もお話しいただこうということになりました。
9月20日(火)午前10時〜12時 サンスクエア堺です。駐車場(有料)はあります。講演は坂井清泰先生(電通大教授)です。参加費は無料です。どなたでお気軽にご参加ください。終了後に個別の説明会や相談会も予定しています。
また、第一次利用募集登録の期間が9月1日〜20日までとなりました。定員に達すれば基本的には一次で締め切りとなりますが、申し込み状況をみながら3回目の体験会を12月ごろに計画し、第二次募集(個々の募集は随時可能ですが)期間を決めさせていただく予定です。
なお、募金額は1,400万円に近づいています。まだまだこれからです。奉加帳なども増刷し頑張ろうということになりました。
