10月19日(水)
台風の日、支援学校は危険回避のために午後一時過ぎの早帰り下校になりました。
子どもたちは有り難いことに学校で“危ないからお外では遊ばないように”と言いふくめられて下校してきた様子です。
しかし、台風と聞けば怖がる子たちばかりではありません。何となくソワソワし“ワクワクドキドキ”してしまう子どもらもいます。
室内にとどめるためにどんな遊びを展開するのか“作戦”を練って、展開をイメージしてみましたが、なかなかそうはいかないのが学童保育です。
ところが、期待通りではありましたが意外な展開になりました。
一番ソワソワしているいるFくんは、予想通り私・スタッフUとの間で中学卒業までに完成させたいと約束して作成を始めた三段引出の小物入れ製作を“学校がしんどかったから今日はしたくない” と本音を吐露。台風が気になるようです。
“自分で決める”ことが大事なので了解し、大工道具を片づけようとすると、周りでちらちら工作コーナーを見たり、ちょっかいをかけていた子らが耕作コーナーに乱入してきました。
今回はその工作に熱中した子どもたちの様子をお知らせします。
また、その奥の部屋ではなんやら新しい遊びが始まっています。夏のプールのウオータースライダー用に作った板が役に立っているようです。“こんな使い方があるよ”と以前に一度、板を渡した橋で空中散歩?コーナーをつくって遊んだことがあります。この日は子どもたちが自分たちのアイデアでジェットコースターのような坂道を作って遊んでいるではありませんか!台風に負けないこんなワクワクドキドキの遊びがあれば大丈夫。感激しました。
さて、台風が気になるFくんはどうしたのでしょう?駐車場で外出をグッと我慢して、スダレを片づけたりたりフェンスのツルを取ったりして活躍してくれました。
Kくんも散歩は駐車場内で我慢して、PCでトーマスとの時間を過ごし、あとは押し入れで布団に潜ってしまいました。(11人の子ども達と8人のスタッフが遊ぶ室内の密度と騒音に耐えられなかったようです。実はFくんもそうだった?!)
この日は元利用者の学生ボランティアの皆さんが大活躍。O・Yくんは“大人げない”と言われながらも絶対に負けようとはしてくれない学生ボラのYくんにこの日も連敗したのでしょうか。
こちらは“お兄ちゃんたち”のグループ。スマホで語り合っています。
ぽぽろ大東の台風の1日でした。

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