2012/8/7

食洗機台を作った!  Q-ho Magic
松並和代です。
私も特注を担当しているので今まで作ってきたいろいろなものを
ご紹介させていただきます。
よろしくお願いします。
今回は私が担当した食洗機台について書きます。
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これはステンレス板と角パイプで作った食洗機台です。
裏から見たのと全体像。見るからにしっかりできています!

これは当初ステンレス板1.0mm厚の耐荷重は?というお問合せから
始まりました。
こういう耐荷重のご質問は結構多いのです。
が、実は板の耐荷重のデータというのはないのです…
なぜなら、使用状況によって条件が多種多様だからです。
1ヶ所に重量が集中する、か、満遍なくかかる、
或いは、
一度物を置いたら動かさない、か、取ったり置いたりする、
こんな条件が違うと、一概に〜kgなら大丈夫、と言えないのです。

とにかく何に使われるかお聞きしました。
そうしたら食洗機を置くとのこと。
しかも、テーブルなどの上に金属板を敷いて食洗機を置くのではなく
台座と台座の間に金属板を渡し、その上に置くそうです。
ということは金属板の下はまったくの空間です

ここで、う〜ん…となりました。
食洗機本体は20kgだということです!
その上、中に食器を入れ、水をシャワーのように入れて洗います。
食器って意外に重いし、水もそうです。
その上洗うときに振動するかもしれません
1.0mm厚の板では到底無理なのは明らかです
少し検討するのでお待ちいただきたい、とお願いしました。

板厚を厚くして済む話ではありません。
板はどんなに厚くても平らなままだと意外に衝撃には弱いものです。
あれこれ検討し、いくつか提案をお出ししました。
選んでいただいたのは下記の方法です

板の裏の周囲と間に角パイプを溶接でつけ強度を増す。

この方法なら角パイプは強度があるので、板そのものの厚さは
1.0mm厚で大丈夫です。
これならかなりの重量や振動にも耐えられますので
お客様に安心してお使いいただけます

自分たちが自信を持ってお勧めできるものを製作できて
本当にうれしく思いました
お客様にもとてもお喜びいただきました
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2010/10/20

ぴったりのものづくり  Q-ho Magic
マホガニーのテーブルを作りました。特注品で、全部木製です。

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"金属" 製作所なのに ”木製” ? と驚かれるかも知れません。


きっかけは、403という施工と建材のポータルサイトからの呼びかけです。
このサイトは様々なメーカーの資材や加工技術や製品を紹介するだけでなく、
オーダーメードの取次ぎ紹介もしてくださいます。


このご依頼は「某メーカーの製品に近い雰囲気でテーブルを作って欲しい」
という内容でした。


サイズは80cm×80cm、高さは85cm!今あるカウンターにぴったり高さを合わせたい。
色は今使っているキャビネットにぴったり合わせたい。


この条件に 「ぴったり」 合う既製品がなかったようです。


ぴったり合うものが無いと聞くと久宝金属の出番?です。
社長から、是非このお客様のお役に立ってあげて! と特命がありました。


久宝 "金属” 製作所が木製家具製作に名乗りを上げて、依頼が来るものだろうか?
と思いつつ、レールシェルフ四万十ヒノキや特注品で積み上げた経験と、
自分で自宅改装、家具作りに取り組んだ経験を活かしプレゼンをしてみることにしました。


「弊社は家具製作専業ではありませんが、お客様の声を聞きながら
ぴったりのものをつくりこんでいくことが得意です。
じっくりと打ち合わせをしながらの検討、見積もり、製作が可能です。
添付写真や弊社のHPをご覧いただいて、興味を持っていただけるのであれば
是非お声掛けくださいませ。」


以前特注でつくった、ショップのディスプレイやレールシェルフ、


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デザイン科大学生の製作課題、自宅で使っている超々長机などの
写真を添付してメールでのお声がけです。

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そして・・・ご依頼をいただけたのです!
聞けば、イメージの元となったテーブルのメーカーも名乗りを上げて
いらっしゃったそうですが、久宝金属製作所に話をいただいたのです。


お客様の 「ぴったり合うものが欲しい」 と言う気持ちの強さに、
喜びと緊張を感じました。


お客様への聞き取りと、絵を描くところまでの打ち合わせはじっくりと時間を掛けました。
製作は家具屋さんにおまかせしますので、私とお客様のイメージをぴったり合わせて
それを正確に家具屋さんに伝えなければいけません。


既存テーブルの写真を加工した画像の中から、イメージに近いものを選んでいただいたり、
材料の木のサンプルをお届けしたり、仕上げの見本帳を見ていただいたり・・・。
そんなやり取りを何度か繰り返して絵を描きました。


家具屋さんの仕事も素晴らしく、出来上がったテーブルはとても美しいものでした。
納品でご自宅にうかがい、組み立てと設置をしてみるとサイズも雰囲気にもぴったり!
お客様にもとても喜んでいただきました。


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この仕事で面白く感じたのは、テーブルのデザインです。
私が自分だけでデザインする場合、おそらくこのようなシャープな形になりません。
痛くないように角を取ったり・・・少し思慮というか遠慮が入ります。


しかし、今回のお客様のご希望は 「ぴったり、スリム、スタイリッシュ」。
そこにまったく 「ぶれ」 はありません。
お客様にハッキリしたイメージがあったから、遠慮なく形を決めることが出来ました。
そして、シャープでありながらピッタリサイズの美しいテーブルが出来たのです。


こういう暮らしがしたい、こんな形であって欲しい・・・。
本当に欲しいと思っている人の想いから生まれた形は、
デザインとしても説得力を持ち得るのだなあと、しみじみ思ったのです。
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